--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「問う者よ! この世界の危機を阻止する術を俺は探しに行く」 京洛れぎおん 2 浅野りん

2011年08月29日 21:08

京洛れぎおん_2

京都に現れる謎の化け物から町を守るため、「戦女(いくさめ)」と呼ばれる少女とそのパートナー達は人知れず戦うのであった。が、彼らの邪魔をする敵(略称・まんじゅう)が度々現れ化け物退治の妨害をする。一体彼らは何者で(読者にはバレバレ)、何が目的なのだろうか。

アクション+ファンタジー+コメディーの「京洛れぎおん」2巻の感想です。

1巻の感想はこちらから。

1巻発売時に宣伝するもむなしく、近所の書店では平積みされていませんでした。むしろ数件回ってようやく見つけたラスト一冊でしたよ。
どうなってんだマッグガーデン
ぐぬぬ……こうなっては最早、自らが書店に勤めて入荷数をコントロールするしかないのか!?

立ち上がれ浅野作品のファン達!
別に本屋には勤めなくてもいいから!

以下、感想です。
パッとしない複眼スライムよりも敵らしい敵、万葉の戎士。略称・まんじゅう。
未だお互いに相手の素性を特定してはいませんが、神視点を持つ読者から見れば誰が誰だか一目瞭然。むしろ目しか隠してないあの仮面でどうして気付かないんだ、とツッコミたくなりますがそこはお約束というものです。

鉄汰や千鳥の視点から、同じ学校・クラスメートのまんじゅう達の素顔も少し見えてきましたが、今巻では更に彼らのアジトでのやりとりも読むことが出来、多少ながら物語が見えてきました。

まんじゅうのお頭こと小野宝。彼女は一人、石井戸(?)から出てきた人型の煙(霊なのか思念なのか)・篁(たかむら)と話をしていました。
この篁という男、少なくとも数百年はこの世にいるらしく、まんじゅうを現代に蘇らせた黒幕でもあります。

その彼が問いかけます。

「こっちの世界を構成する勢いが急に止まったんや
 なにがあってん」


こちらの世界とは――霊界? 異界? 詳しいことは分かりません。元々は京都の街を守る、という同じ目的で行動していたまんじゅうですが、今は篁の言う「世界」を守るために行動しているようです。

うちらこそがほんまもんの護り人や

それがほんまに京都を護ってる事につながってると思てるん?


中々意味深な言葉を残すまんじゅう。

どうも京都を食い荒らす化け物達は、京都ができた一二〇〇年前、ほぼ同時期に出現したとのこと。その当時はまんじゅうも戦女と共に戦っていましたが、あるときを境に反発、その後は記録にも残っていなかったそうです。


で、ここからは上記の情報を基にした推測です。
・京都に化け物を放ったのは篁である
・化け物は京都に残る古い建造物などを喰い、別世界(篁の言う「こちらの世界」)に送っている
 => 異界に「昔の京都」を再現している?
・まんじゅうが離反したのは、篁の思想(京都を異界に保存し護る?)に共鳴したため
・まんじゅうが歴史から消えたのは篁と共に異界に引きこもっていたから
・現代になって戦女が復活。化け物から物資が届かなくなり、対抗するためにまんじゅう復活
・戦女は現世の世界を護りたい VS まんじゅうは異界の京都を護りたい
 => 二組は対立

以上の推測からすると、今後の展開としては

・お互いの正体に気付いた戦女・まんじゅう
→戦いながらもお互いの考えを知り、真相に辿り着く
→篁に騙されていた(?)事に気付くまんじゅう
→なんやかんやいいながらも戦女達と共闘、篁を倒す
→京都に平和が戻ってめでたしめでたし

という流れが待ってるんじゃないかな―、と思うのですが、どうですかね。
推測が当たっているのか外れているのか、物語の続きが待ち遠しいです。


ところで、ツンデレ千鳥はいつになったら鉄汰と一緒にモンクルの狩りに出かけるのでしょうね。ついでに言うとカナデも。


おっと、忘れるところでした。
今巻では新たな仲間として男の娘が登場です。これも時代の流れでしょうか。
その名も高小路紫水。三本角を持つ三人目の戦女であり、戦女として歴史のある名家の出自です。

この調子で「女の子三人組みの戦士は、一人だけ男の娘」というイカレイカした文化を世に広めていきましょう!
と、いったところで次巻に期待。




コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://questmys.blog64.fc2.com/tb.php/453-7f69bf7b
    この記事へのトラックバック



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。