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「不思議の国でインド人もビックリ!」 LOVE SYNC DREAM 1 原作 ジャンダヴィッド・モルヴァン/作画 藤原カムイ

2011年08月04日 21:37

LOVE SYNC DREAM_1

話の元ネタは不思議の国のアリス。
けれどウサギを追いかけることもなく、チェシャ猫に煙に巻かれることもなく。
連れ立つ相棒はインド人。主人公もアリスじゃない?

卵と菌の新世界「LOVE SYNC DREAM」1巻の感想です。

本作はフランスの漫画原作者J.D.モルヴァンと、「ロトの紋章」などで有名な漫画家・藤原カムイ先生との合作です。

題材は言わずと知れたルイス・キャロル原作の小説「不思議の国のアリス」。ディズニーによりアニメ映画化された有名な本作を知らぬ者はおりますまい。

雑誌での連載は終了しており、2巻の発売が待たれます。

以下、感想です。
大気圏より放たれた謎の卵「Eート卵光」。何の因果か渋谷にいた少女・エリカの脳天を直撃。その後、卵のスイッチを押したことにより渋谷消滅。
同時刻、イラクにて大規模な爆発が観測され、その中心には謎の遺跡と、渋谷にいたはずの少女の姿があった。
遺跡の調査に赴いたドイツ人・シュバクマールとエリカは、またも卵の力により何処か別の場所――卵と菌で構成された世界・不思議の国へと飛ばされるのであった。


完全な巻き込まれで始まった物語ですが、主人公のエリカは偶然ではなく不思議の国の女王により選別して連れてこられた模様。
この女王の趣味が「年代・地区別に精巧なミニチュアを作る」というもので、「シムダマ」と呼ばれるミニチュアの完成のために拉致されたのでした。

「2010年日本 場違いな格好で鬱屈した女の子の屈折した日常をテーマにわざわざのピンポイントセレクション!」


連れ去られた本人にしてみれば迷惑極まりない話です。
更に巻き込まれたシュバクマールに至っては……まあ、頭の中がファンタジーな彼はなんだかんだで現状を楽しんでいるようですが。

逆に交換要員で地球へと飛ばされたのは、不思議の国の英雄・チェシャ。女王に反旗を翻したテロリスト。

 チェシャ様こそ戦士!!
 チェシャ様こそ救世主!!


革命家チェ・ゲバラのような紹介のされ方です。
一見するとエリザベスカラーを付けた二足歩行の可愛い猫にしか見えませんが、エリカ達とすれ違いざまに「Eート卵光(転送ポッド)」をくすねたり、悪そうな顔して地球上に現れたりと何やら怪しい存在です。


女王により抵抗むなしくシムダマへと放り込まれるエリカとシュバクマール。そこでようやくウサギと出会い、不思議の国の危機を何とかしつつ地球へ戻ろうとする2人。
そしてインド人考古学者・シュバクマールが知恵を絞り行動を起こすわけですが、いらない知識も豊富に備えているため細かいネタを大量投下してきます。

「ウヒャ~!!
 まるでスーマリでしゅね!!」


自重しろインド人。
任天堂好きのようですが、DSで遊ぶ時はエミュ(違法)を使っていたるので褒められたものではありません。

「私日本大好き 日本のサブカルオタでしゅ! サブオタ~」


との発言通り、確かに詳しい。詳しすぎる。インド人にビックリですよ。

巻末ではインディ・ジョーンズよろしく颯爽と登場、エリカとウサギを助けに現れました。

本質がネタキャラである彼に伊達男を維持する力はあるのか?
果たして彼らの運命は?

2巻の発売がいつになるかは分かりませんが、きっとそう遠くはないでしょう。
続巻に期待です。




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