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「分かるのよ 冷蔵庫を見ればね」 冷蔵庫探偵 1 原作 遠藤彩見/漫画 佐藤いづみ

2011年06月03日 22:29

冷蔵庫探偵_1

ケータリングを生業とする女性・レイコ。彼女には料理以外にももう一つ、特技があった。
それは――冷蔵庫の中身から持ち主の性格や環境をプロファイリングすること。
そう、彼女は、冷蔵庫の中身を見て推理を行う、冷蔵庫探偵だったのだ!

美味しい新感覚ミステリー「冷蔵庫探偵」1巻の感想です。

原作付きの漫画ですが、原作を書かれている遠藤先生は小説家や原作業の方ではありません。「嬢王」や「パズル」、「下北GLORY DAYS」などのテレビドラマの脚本家さんです。

なんか珍しそうな漫画だったので手に取ってみました。
読み手を選びそうな内容ですのでお薦めはしません。
読んでみた感じだと、エロスのないレディコミという印象です。そういうのが好きな方にはお薦め。
また、売り文句は「美味しい新感覚ミステリー」ですが料理に関するウンチクは出てきません。そういう展開(「高杉さん家のおべんとう」的な)を期待されている方はご注意ください。

以下、感想です。
レイコはケータリングを生業とし、人様の家のホームパーティなどで料理を作って生活していた。
その仕事は正に天職。彼女にとっては趣味と実益を兼ね備えた職業であった。

過去、彼女は彼氏に浮気されたことを見抜けず、結婚直前で破局となったことを酷く後悔していた。

「もしもあの時彼の浮気に気づけていたなら!」
その後悔が彼女をさいなむ。

それ以来、彼女は冷蔵庫の中身を人一倍気にするようになった。冷蔵庫には持ち主の全てが詰まっている。冷蔵庫さえ見れば、彼女は持ち主の性格や環境を推し量ることができる。

今日も今日とて、若手の駄目刑事・リョウとコンビを組んで様々な難事件(?)に臨むのであった。


そーゆー話。


原作者が脚本家と言うことで、言われてみればテレビドラマでやりやすそうな話の構成になっています。

・探偵役の有能な主人公と、抜けたところのある刑事役のコンビ。
・ケータリングという職業柄色んなところへ赴く。
・出向いた先で事件、もしくは刑事役から事件の相談を受ける。
・探偵役が灰色の脳細胞を使って推理。
・事件解決でハッピーエンド。関係者のちょっとしたエピローグを交えて締め。

もちろんドラマに限った構成パターンではないのですが、将来的にドラマ化を狙っている感が漂っています。


主人公であるレイコですが、仕事の相手にはもちろん愛想良く振る舞い、好きな料理の最中なども笑顔です。
が、一旦推理モードに入ると一気に豹変、クレバーになります。言い換えると一気に冷たい雰囲気に。
髪留めを外す仕草がその合図。先ほどまでにこやかに話していた相手に、

「能無し刑事」


と言い放ちます。

うはー、やっべー、この人絶対ドSだよ!

実際のレイコは人情味溢れる女性であり、むやみやたらに推理を披露するものではなく、関係者がより良い関係を結べるようにその能力を発揮しています。
しかし、調理時の温和な仮面(仕事用)と推理モードに入った時のギャップのせいで余計に冷たく恐ろしく感じてしまうのです。

貴奴はケータリングを装って(本職です)無断で冷蔵庫の中身を物色し(許可取ってます)あること無いこと吹聴して(今のところ正解率100%)周囲との関係をかき乱していくのです(ただしよい方向へ)。

皆様も冷蔵庫の中身にはご注意を。あなたの家にもレイコがやってきますよ。
などとホラー風に締めたところで次巻に期待。




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