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「――さみしかったんだ。たぶん、ずっと」 ぽてまよ 全5巻 御形屋はるか

2011年05月23日 22:16

ぽてまよ_1ポテマヨ_5

突然冷蔵庫から出てきた不思議生物との共同生活。

ごく普通の恋愛中心ギャグマンガ(?)「ぽてまよ」全5巻の感想です。

御形屋先生は乙女チックなかわいい絵柄で時折BLに走る油断のならない作家さんですが、本作でもそういった描写がちょこちょこ。

2007年にアニメも放映されたのでご存じの方も多いと思います。
オープニングソングの「片道きゃっちぼーる」は中毒性の高い曲でリピートして聞いていました。




では曲を聴いて懐かしくなってきたところで、以下感想です。
無口無表情で朴訥とした少年・森山素直が主人公の物語。

ある日、彼の家の冷蔵庫から突然不思議な生物が姿を現す。
朝食に食べていたパン「ほっくりぽてとマヨネーズ」からとって「ぽてまよ」と名付けられた不思議生物はなぜか素直に懐いており、頭の上に乗ってどこへでも付いてくる。

さらにもう一匹カマを持った不思議生物・ぐちゅ子まで現れ、てんやわんやの大騒動。頭に花が咲いたり、種から子供が生まれてきたり、本当何なんだこの生物。

本作はそんな不思議生物と超個性的なクラスメート達に彩られた愉快なラブコメである。たぶん。作者がそうコメントしていたのだから間違いない。


この不思議生物ですが、周囲の人物が小さな事を気にしない大物ばかりなので、どこからやってきた何という生物なのか、が作中でほとんど明かされません。見た目は間違いなく哺乳類なのですが、前述の通り頭に花が咲いて種を産み、種子で子孫を残します。そのくせ、まめ(ぐちゅ子の息子)を見る限りではヘソがあるらしく、その生態は謎が深まるばかりです。
そもそも生物の頭に花が咲く時点でおかしい。

初春_顔
頭に花の咲く生物

あとはポケモンはなかっぱくらいなもんですよ。
そんな不思議生物である初春飾利ぽてまよ達ですが、最終5巻にて遂に彼女たちの謎が解き明かされました。
と、いうわけで、ここから盛大にネタバレを含みます。未読の方はご注意ください。
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実は、ぽてまよ達は未来の生物だったんだよ!
な、なんだって―!!

キバヤシもびっくりの超展開。作者様本人も「とてもわかりにくい終わり方になってしまったのではないか」とコメントしておられましたが、確かに理解するまでにしばらくかかりました。

・現代に於いて未発見である「意志のある植物」を素直の父が発見、研究し発表する。
→未来に於いてそれが進化し、「ふらぺちっと」というペットとして売り買いされる。
→売れ残り&返品されたぽてまよ・ぐちゅ子が、素直の母(故人)に呼ばれ過去におもむき、素直や京と共に暮らすことになる。
→事態を把握したふらぺちっとの研究者(素直の曾孫)がぽてまよ達を回収に来る。

という流れ。
学年が上がって素直によく似たキャラが出てきたな、と思ったら子孫でした。
時間移動した描写が分かりにくく、素直の母も突然幽霊として登場したので混乱してしまいましたが、本作はどうやら恋愛漫画ではなくSF(すこしふしぎ)漫画だったようです。

全てを陰ながら操っていたのは素直の亡き母だったのです。
一人息子が寂しい思いをしているからといって時間移動までさせてしまうとは。母は強しと言いますが、彼女はちょっと強すぎるようですね。


色んな事に決着は付いていませんが、素直は父に対して自分の気持ちを話せるようになり、夏の素直に対する片思いも実った(新しい家族、の写真に夏も写っている)ようで、めでたしめでたしです。





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