--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「失うことで得るものがある」 ムダヅモ無き改革 5  大和田秀樹

2010年11月22日 21:53

ムダヅモ無き改革_5

反乱を収めるため月へ帰ったナチス・ドイツ軍。地球連合軍から喪われたローマ教皇。
絶望的な麻雀力を持つスーパーアーリア人に対抗すべく、日本の首相・小泉ジュンイチローは恐山で修行を行う。

地球の命を背負った男の戦い「ムダヅモ無き改革」5巻の感想です。

1巻の感想はこちらから。
2巻の感想はこちらから。
3~4巻の感想はこちらから。

最終巻の一歩手前らしいです。
裏表紙を見るとのっけからスーパーアーリア人のヒトラーが正面にいて、その存在感を強烈にアピールしています。
地球連合軍VS月の第四帝国軍というスケールの大きな構図はもはや格闘漫画。
……でもこれ、麻雀漫画なんですよね。

以下、感想です。
前半は小泉ジュンイチローの修行と、月面基地での反乱を抑えるヒトラーの話。

恐山にてヤルタ会談の首脳陣、チャーチル、ルーズベルト、スターリンの霊を降ろし卓に座る小泉。三強の首脳は半端無い強さで小泉を一方的に嬲ります。しかし得たものはあったらしく、光り輝く小泉がルーズベルトにイカサマを仕掛け一矢報いました。

しかしながら、ナチスの反乱軍が仕向けた一撃でロケットを撃破され、宇宙へ行って帰る手段を無くしてしまいます。
「ならば帰らなければいい」と、日本のロケットで片道旅行に出ることを黙って承諾する小泉。

現実現在の日本国首相とは大違いです。覚悟を持ち、実力があり、実行する男。漫画なんで比べるのもアレですが。
しかし、漫画の時点でも小泉さんて確か六十歳くらいですよね。なんというバイタリティー。正に人生の主役といった貫禄です。


一方、反乱軍のロンメルとヒトラーは月面で麻雀勝負。
スーパーアーリア人となったヒトラーの前に敵は無し。圧倒的実力でねじ伏せます。
もはや反則臭いレベルのこのおっさんですが、情緒不安定すぎではないでしょうか。

「テメ
 ラッツィンガーさん
 ディスってんじゃねーぞ
 あァ!?」


DMCファンの如きガラの悪さで反乱軍・シュパイデルを一蹴。共に卓についたイゾルデの出番なんぞ欠片もありません。

ヒトラーさんマジチート。
思わず「こんな、一方的な戦闘は卑怯だ!」と罵りたくもなります。
悟空と戦ったフリーザって、当時こんな気持ちだったのかな……。


そして遂に最終決戦。小泉VSヒトラーの死闘が始まるのです。
雀卓は四角。座るのは四人。ナチス側はヒトラー&トリスタンで決まりとして、小泉のおヒキは?
人間一人しか乗せられないはずの宇宙船から現れたのは、ベレー帽にコートの包帯男。「透明人間」に出てきそうなこの男、何者かと思いきや、なんとその正体は日本が世界に誇るロボット技術の結晶・アシモ。腹部には「HONDA」のロゴも書かれており、まんまアシモです。
そしてそのアシモがガンガンにイカサマを使いトリスタンを追い詰める。

大和田先生、恐い物無しっスね……。

もっとも、大和田先生の本領発揮は巻末のオマケ漫画な訳なのですが……。
まさかの麻雀漫画で政治批判。菅政権をぶった斬りです。
本当、大和田先生が大きな圧力にやられやしないか心配です。


次巻、「勃発!"神々の黄昏"大戦 編」完結。
果たして勝負の行方は!?
地球の運命は!?
ていうか今の情勢でこんだけ政治批判してて次巻出せるの!?

次巻が待ち遠しいです。




コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://questmys.blog64.fc2.com/tb.php/420-e9e2a625
    この記事へのトラックバック



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。