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「はくしきの傾向があるいでんこ」 ふうらい姉妹 1 長崎ライチ

2010年11月20日 20:59

ふうらい姉妹_1

美人だけど阿呆な残念美人の姉。
しっかり者に見えて阿呆な勿体ない妹。
二人あわせてふうらい姉妹。誰が呼んだかふうらい姉妹。

独特の読了感を持つ禁断の果実「ふうらい姉妹」1巻の感想です。

この感じ……なんとお伝えしたらよいものか。
皆様は味わったことがおありでしょうか。

しりあがり寿というか、吉田戦車というか、一條裕子というか、相原コージというか、田中圭一というか……(敬称略)。
後半ちょっと違うかも知れませんが、伝わるでしょうか、この不条理な感覚。

久々に人にお勧めできない良作(?)を読みました。
面白いは面白いんですけど……。思わず吹き出すところもあるんですけど……。

一見さんは大注意。
玄人向けのギャグ4コマです。

以下、感想です。
山本家には大層仲の良い姉妹がおったそうな……。

姉のれい子は一見すると凄い美人のお嬢様。しかしその行動は思うがままで破天荒、その考えは行き当たりばったりで支離滅裂。何とも残念な美人さん。
妹のしおりはそんな姉を抑制するしっかり者――と思いきや、やはり同じ血を引く姉妹。大好きな姉と同じく人とはズレた感性を持ち、突拍子もないことを言い出す。

ああ、何とも残念なこの姉妹。
素で「妖精が見える」とか言っちゃ駄目です。

そういう話。


説明してと言われると非常に困るほわんほわんした世界観で出来ています。

似た者姉妹のこの二人、お姉ちゃんも妹も両方ぶっ飛んだ思考の持ち主です。二人一緒だと妹の方がツッコミ役を担うのでしっかり者のように感じますが、「姉に比べて」相対的にまともなだけです。妹一人になるとやはり平均値から著しく逸脱しており、クラスの中では浮いた存在となっている模様。

そんな二人の世界観では花も岩も神社も喋るし、時として語りかけてくることもあります。
特にぶっ飛びまくっている姉になると妖精だって日常的に目にしますし、作中さらっと流されてますが首が取れるらしいです。お姉ちゃんって本当に人間?

お花畑の住人のような姉妹ですが、時々我に返って冷静になったり、人には親切にする、迷惑がかかる冗談や遊びはやらない、といった常識的な面も持ち合わせています。そして自分たちが賢くないことも自覚しています。それだけに普段のズレが勿体ない。
変わり者ではありますが、それ故かブレがない。良くも悪くも自分の時間を生きているまっすぐな姉妹です。傾いた方向にまっすぐですが……。


そんな彼女たちも社会生活は行っているため、当然誰かと関わりがあるわけです。
お姉ちゃんには画家の馬七先生(この人も変な人)。妹には同じクラスの高橋君(常識人だけどまゆげ)。
お互いに好意を持っているのかなんなんだか微妙なところですが、今後どのように人間関係が変化していくのか見物です。
でも一番の見物は妹の担任である朝長先生。この人も常識人なのですが、妹の発言で惑わされいつしかあだ名が「アルカリ先生」になってしまいました。この人がこれからどのように道を失っていくのか、不謹慎ながら興味がわいて仕方ありません。良い感じに人の道に迷ってくれると面白い。


人にはお勧めしませんし、出来ません。
続巻が出てもおそらくレビューはしないでしょう。
それでも何故か非常に気になる作品です。




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