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「隻腕の虎、盲目の龍、駿府の獣」 シグルイ 14 原作 南條範夫/漫画 山口貴由

2010年10月23日 22:09

シグルイ_14

駿府城にて上欄試合が始まる。
ただし常ならず。真剣を用いた命がけの見世物である。

残酷無残時代絵巻「シグルイ」14巻の感想です。

12巻の感想はこちらから。
13巻の感想はこちらから。

真剣試合にて復習の機会を得た虎。駿河に登りて片牙を磨く。
追われる龍は来賓の客としても破格の待遇で虎を待つ。逃げも隠れもしない。濃尾の虎、藤木源之助。斬らねばならぬ。

真剣を用いること、互いに不服無し。

虎の妖刀・七丁念仏
龍の天剣・一(いちのじ)

互いの剣が鞘から抜かれる日は近い。
隻腕の虎、倒れる。
刀の試し切りにて未来が見えた。
確かに清玄の首を取ったが、その傍らにもう一つ、何故か乙女の首が。

そこへ見舞いに現れたのは、あろう事か師を、片腕を、兄を斬った裏切り者の龍。
届けられた妙薬を貪り食った虎は見違えるほどの活力を得て蘇る。

「清玄の剣
 見破り申した」


士・藤木源之助、ここに完全復活である。

「三重さま

 私は仇討ちに敗れ

 岩本家の屋敷も
 虎眼流の剣名も
 お守りすることが出来なかった

 しかし

 三重さまだけは守り申す
 いかなる嵐にも屈しませぬ」


寡黙にして無骨な男の誓いである。


他方の龍は、目にした子供の物乞いを洗い、腹を満たせ、亡くした親の弔いをしてやった。
善きことをする傍らで、物乞いをあざ笑う伊賀者二名を無礼討ちにした。
伊良子清玄は立身出世を目指し士となり、しかし士を心の底から憎悪していた。
相反する心体を併せ持つ清玄。しかし龍は揺るがない。

襲い来る虎を倒し駿河五十五万石へ召し抱えてもらう。
そうして清玄の剣は天へと昇るのだ。


上欄試合を前に、駿河大納言徳川忠長に謁見する。
しかし命を賭して守るべき殿は、第六天魔王の血を引く新たな魔王。
集められた生け贄二十余名は理不尽にも全てを奪われるのみ。
その場で一人犠牲が出ることで、生け贄達は既に死地へ足を踏み入れたことを知る。

駿府城で真剣試合が始まる。
龍虎の決着はすぐに。




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