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「正に肉食。恋する乙女、カプリ姫。ウッ!!!」 どうぶつの国 3 雷句誠

2010年09月02日 22:24

どうぶつの国_3

2巻のラストから時を経ること7年。赤ん坊・タロウザは立派なハナタレ少年に育っていた。
相変わらず非力で脚も遅いながらに、知恵と勇気はピカイチです。

命の尊さを説くアニマルファンタジー「どうぶつの国」3巻の感想です。

1~2巻の感想はこちらから。

3巻巻末にて待望のエピソード0も収録されました。
タロウザと出会う前のクロカギが主役であるスピンオフ作品。受け継がれる「メロディー」の物語。
てっきり本編もクロカギが主役だと勘違いしていたのが懐かしいです。
モノコもぱっと見タヌキには見えなかったし。

以下、感想です。
母親に川へ流され捨てられた赤ん坊のタロウザは、タヌキに拾われ、ウシの乳で育ち、大山猫に守られ、オオカミの友達が出来た。

それから7年。

助けを呼ぶ声に耳を傾け、助けた命は数知れず。
赤ん坊の頃より種を集め草木や野菜を育て、広大な畑も耕した。
そうして出来た集落で、家族や色んな草食動物たちと共に暮らしている。

しかし、集落は一匹のテナガザルを助けたことからライオンに見付かり、襲撃を受けることとなった。
そしてライオン達は、タロウザと同じくどんな動物とも話せる鳴き声の少女・カプリ姫を連れてきたのだ。


かつてゾウのブラブラが見かけたという女の子が遂に登場しました。
タロウザに続く二人目の人間。
しかしタロウザは草食動物の味方。
一方カプリ姫は肉食を代表する百獣の王・ライオンの姫。

すわ、ロミオとジュリエットの構図か。禁じられた恋か、と思いきや――

「面白い…
 面白いわ レムザ
 タヌキを食べて
 イノシシも食べて
 その 私と同じ鳴き声を使う動物も食べてしまいましょう!!!」


頬を紅潮させながら嬉しそうに言うのです。

草食系男子真っ青の発言ですね。裸足で逃げ出すことをお勧めします。
初対面でレッツ・カプリ―! タロウザのおでこを一噛みです。

その後すぐさま撤退するも、自らの異変に気付くカプリ姫。一匹のライオンに助言を求めると「「発情」ですね!!」と断言されました。
そしてタロウザと仲良くするために出てきた案が「勝負服」と「チラリズム」。
流石は肉食系、本能全開です。
合ってるんですが、なにかが間違っている。

「オスなんてのは
 色気一つで
 メスの言いなりになる愚かな生き物です!!!」


あ――合ってるんだけどぉ……。

本能全開。恋もゴリ押し。
ライオンの教えは半端ないです。


それにしても、相変わらず縮尺が異常です。地球とは違う星の生態系なので仕方ない(?)のかも知れませんが、子供のライオンですら馬鹿でかいです。クロカギと同サイズの子供もいれば、数倍の大きさというキングサイズまで。それでもまだまだ子供だというのですから、百獣の王は伊達ではありません。
あれはもう、ライオンというか、ゾイドですよ。
ウシですら一飲みする口の大きさ。
はたしてこいつらが地球にやってきたとして、現代兵器がどれほど通用するのか心配です。


話は変わって、3巻発売記念に週刊少年マガジンでまたも読み切りが掲載されました。
内容としては3巻のWord.8「7年の時が流れ」を書き直したようなものなのですが、そこに3人目の人間である少年の姿が。

本編でも登場していない彼は何者で、どういった役割を与えられているのか。
彼の動向に注目しつつ、続巻に期待です。




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