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「忘れるなんて言わないで」 ひなぎく純真女学園 3 ふくやまけいこ

2010年07月19日 00:00

ひなぎく純真女学園_3

才色兼備の完璧超人・樫宮アミはひょんなことからクラスメートの木成ユイに恋してしまう。仲良くしたくて、ずっとそばにいたくて、でも素直になれず裏目に出てしまう。
けれどいつの間にか、二人は対等な友達になっていた。
木成さんと仲良くなりたい、ただそれだけの物語「ひなぎく純真女学園」3巻の感想です。

1~2巻の感想はこちらから。

なんと今巻で完結です。
4コマまんがはページ数が少ないため1冊出ると続巻が出るまでもやもやしてしまいますが、そのうちの一つが完結してしまうことが寂しくもあります。
今度からは「ひなぎく純真女学園」が掲載されていたCOMICリュウにて、手塚治虫原作の「ふしぎなメルモ」(改題「メルモちゃん」、福山けいこ名義)を描かれるそうで、ふくやまけいこ作品が継続して読めることに一安心。
ただ、結末が急ぎ気味だったので、「もしや去年の読み切りが好評だったんで、今の作品を打ち切ってメルモ描かせることになったのでは……」と訝しんでいます。もしそうなら非常に残念です。
だからと言ってわたしに出来ることは何もないのです。なんという無力……っ!
せめてこれからもふくやまけいこ先生の作品を読み続けて応援するくらいですね。じゃあ、それで。

以下、感想です。
のっけから、相変わらず樫宮アミは木成さんのこと大好きです。
好きすぎて、家族そっちのけでねこ部と行動する毎日。

そして毎度のことながら嫉妬もします。今回は木成さんがサラサと仲良く花壇の手入れをし、サラサと同じ白檀の香りを漂わせていることからスイッチオン。バカな妄想を膨らませて涙を流します。
ただ、嫉妬はしても木成さんの友人関係を無理矢理規制しないのは流石。誤解もすぐに解け、あっという間に機嫌は直りました。
ですが、木成さん(偽)が「好きな人はスナ先生」と言った時は、逆にスナ先生と付き合って木成さんに自分を見てもらおう、とトンチンカンなことも。
そんな一人で妄想して一人で騒ぐ空回りっぷりが、木成さんからも「相変わらず面白い」と思われ好かれる要因になっている気がします(友達として、ですが)。

アミは完璧超人のはずなのですが、木成さんが絡むと周りが見えなくなってダメですね。正に恋する乙女。
木成さんもかわいいですが、そんなアミの方がかわいいです。

「あれはウソ!
 スナ先生って言っとけばひな女では無難でしょ?
 目の前に樫宮さんがいて
「あたしが好きなのは樫宮さんなの」なんて…
 言えるわけないよ~」


なんて都合のいい夢見ちゃうんだから。
本当、妄想大好き、夢見すぎ。

一方の木成さん側はあまり気持ちを表現するコマがないのでよく分かりませんが、最終的に凄く大切な友達と思っていることがよく分かりました。

「好きにすればいいわよ
 私もう知らないもん
 いなくなったらもう」
「そんなこと言わないで」
「木成さんなんて忘れる」
「言わないでよ

 樫宮さんにだけはそんなこと言われたくない
 それすっごいつらい
 すっごい困る」
「困るの?
 …どうして?」
「どうしてかわかんない
 ――けど困るの」


思えば、いつもジャージの浮いた姿で、バイト三昧の毎日を送る木成さんは、クラスの中でもあまり友達のいない存在だったようです(いじめとかではなくて)。
それがアミと知り合ってからは友達も増え、クラスメートにも頼られ、部活動まで初めて、公私に渡って充実しているようでした。
いつの間にか木成さんの中でも、アミは特別に大切な存在になっていたのかも知れません(ただし、友達として)。

2人はいつの間にかとても良い友達になっていました。
アミは当初木成さんを無条件に立てていましたが、今ではムカッ腹を立てたり正面からケンカすることも出来ます。
木成さんはアミのことを「時々ワケがわからない」と言いつつも、面白くって一緒にいるとワクワクするとも思っています。
そして遂に2人は一つ屋根の下、同じベットで一夜を共にするのでした――。

ちなみに性的な意味はありません。
やましい想像をした人は雑念が払われるまでその辺でスクワットしてください。目安は唾液に血の味が混じる程度です。


大方の予想通り、スナフキン先生はひな女を去って旅立ち、物語は完結してしまいました。
アミと木成さんは結局恋仲になることはなく、しかしとても良い友情を育むことが出来ました。
なのに巻末のオマケ4コマで、"スナオ先生は木綿子のことが好き"という新事実が発覚し、すっかりそちらに意識が移ってしまいました。思えばキヌタクからもらったおもちゃを直してやったことが伏線だったのか。
あー、今更こんな気になるネタが残されていたなんて。

いつの日か、またひな女の面々と会える日を楽しみにしています(復刻版とか、完全版とかで)。




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