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「できないことは素直な恋だけ」 ひなぎく純真女学園 1~2 ふくやまけいこ

2010年04月02日 00:41

ひなぎく純真女学園_1ひなぎく純真女学園_2

ひなぎく純真女学園に通う高等部二年の樫宮アミは、家は裕福、学問に秀で、運動大好き、友達もいっぱいの完璧超人。「分からないという状態がわからない」という才色兼備のお嬢様。
そんな彼女がある日、古典恋愛よろしく廊下の角でぶつかり、その相手にときめいてしまうのでした。
それは今まで気にも留めなかったクラスメイトの一人。
木成ユイ、とても可愛い女の子

女学園を舞台に、恋してるのに素直に言えないもどかしさでいっぱいのはじめて恋愛物語「ひなぎく純真女学園」の感想です。

掲載誌は「月刊COMICリュウ」。普段は立ち読みもしない雑誌なのですが、たまたま付録目当てで購入した際に読んでみて気になったので買ってみました。
一目惚れから始まる片思いが、表紙から見て取れる淡いタッチで描かれています。
いいね! 実にいい!

記念すべき第1話のタイトルは「木成さんは可愛い生きもの」。
目次を見ればタイトル全てが「木成さんは○○」といった感じです。アミの頭の中は木成さんの事でいっぱい。そして木成さんと仲良くなりたくていっぱいいっぱい。

そんな可愛らしい木成さんの容姿は2巻表紙に描かれているようなみつあみ・めがね・赤ジャージ。制服着ているところなんて見たこと無い。文武に長けた様子はなく、手先は器用、バイトで生活費を稼ぐ苦学生。
パッと見が「ごくせん」のヤンクミなので、雑誌で初見時は教師かと思ってました(皆制服の中で一人ジャージだし)。アミがどこに惹かれているのかもさっぱり。
しかし、蓋を開ければ同級生。そして読み進めると次第に気付かされる彼女の魅力。

木成さんは可愛い生きもの。
そして、彼女に恋するアミが一番可愛いです。
話の流れにはお約束があります。

・アミが夢や妄想の中で木成さんと触れ合う
・オチが付いて現実へ。夢・妄想の内容に想い耽る
・それをきっかけに現実の木成さんと触れ合おうとする
・でも素直になれなくて、木成さん絡みで一喜一憂

大体どの話もこんな感じ。
4コマ形式ですが1話全体を通しての起承転結があり、続きもののストーリーでもあります。
エリートである樫宮アミが木成さんへの片思いに振り回されながら、少しずつ仲良くなり、成長していくお話。

このアミがなまじ優秀なばかりに、「片思い」という初めてのわからない状態に陥ったためやることなすこと裏目に出てしまう。木成さん自身も変わった娘であり、ニブちんの鈍感娘であるため変な勘違いをしたりして、余計にアミをやきもきさせます。
なんせ、惚れた弱みか、アミの中で評価が高いだけでクラスメートの木成さんに対する評価は「大まか大ざっぱ無造作」。

「だってまいんちジャージだし」
「けっこう忘れ物とか多いし」
「高校生にもなってノーブラだし」
「おさげも美容院代せつやくしてるからだって」


それを聞いて「ライバルゼロ!?」と喜ぶ辺り、アミは木成さんにメロメロです。

そして木成さんと仲良くするためにあの手この手で近付こうとするアミがいじましい。
苦学生の木成さんはおにぎりが大好き。
そんな木成さんのために、はじめての料理に挑戦。
自宅のメイドや家庭科クラブの後輩に習っておにぎりを作る。
木成さんに食べてもらおうと彼女を待つ間にうとうとしてしまい、目を覚ますとおにぎりはなく置手紙が。

はじめてにしてはじょうずですね


そして手紙に添えられた二重丸。
それだけでアミは満足するのでした。

いじましい!
なんだろう、この感情は。共感しているのか!? いや、萌えているんだ。樫宮アミに!
ちなみに、ずっと後の話で実は別の人に食われてたことが発覚するのですが、そういう少し抜けたところも大好きだ。
二重丸を額縁に入れて家に飾ったりもしていたのに。

付かず離れず、どころか空回ってるもどかしさが溜まりません。
しかし、なぜアミはそこまで木成さんに惹かれるのか。
一目惚れで済ませてしまうのは簡単だけれど、読み進めるとそれ以外にも理由があるのだろうな、と思ってしまいます。
アミは優秀であるが故に人から尊敬の眼差しや賞賛を受ける事が多いです。
しかし、木成さんだけはアミを対等に、普通の友人として扱います。
雲の上の人ではなく、ライバルのような敵対関係でもなく。樫宮アミは失敗もすればドジも踏む、ちょっと変わった女の子。そして何気に木成さんもアミの事を気がけていて、ちょっとしたところまで見ていたりします。

くそぅ、やきもきする!
3巻が待ち遠しいなぁ。

思い通りに進まぬむずがゆさを感じたいなら是非とも一読ください。

おっと、ちなみにアミの恋愛バイブルは「ぬるま湯の果て」なるBL小説です。
純な男性諸兄はそこだけ注意。





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