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「昔から負けるが勝ちと言うじゃないか」 東方儚月抄 Silent Sinner in Blue. 底 原作 ZUN/漫画 秋★枝

2009年10月12日 17:35

東方儚月抄_3

幻想郷の吸血鬼、月に降り立つ。
隠された月面の舞台に、綿月姉妹の妹・依姫。神降しにより力を得る彼女に対抗する術はあるのか。
「東方儚月抄 Silent Sinner in Blue.」底巻の発売です。

上、中巻の感想はこちらから。

てっきり上・中・下かと思ってたら最終巻は"底"でした。

表紙は上巻が主役である霊夢と、主役級の脇役・魔理沙。
中巻では月のトップである綿月姉妹。
そして底巻を飾るのは黒幕である紫と、その親友である幽々子。

表立って動き、目立ちに目立っている紅魔館の面々は遂に表表紙を飾れませんでした。
裏表紙には出れたけど、本作ではそういう(噛ませ犬的な)扱いのようです。

では、底巻の感想です。

中巻の最後にて、まともに立ち向かっては勝ち目が無いと判断した魔理沙が幻想郷のスペルカードバトルを持ち込み、地上人と月人の戦いにルールの枠を定めました。
そして始まる「弾幕ごっこ」。

「正義は必ず勝つのだ!」

霊夢たち幻想郷のメンバーは月に侵略した側です。
一方、月を守るために闘う依姫。
どちらが悪でどちらが正義か、一目瞭然。
遊び半分で月面旅行を果たした一行は、神様の力を借りた依姫の力で一方的にやられます。
最強の力を自負する吸血鬼、レミリア=スカーレットも太陽の力であっさり敗北。

そして真打である主人公・博麗霊夢はといえば――
大禍津日神の力を借り、厄災を月面に降ろします。
かわせば月に穢れが付く。
月そのものを人質に、かわしてはいけない弾幕で攻め立てる霊夢。
外道ですね。とても主人公とは思えない。
倒して然るべき、とはよく言ったものです。

もっとも、元々囮として使われていた連中です。
その裏では紫がしっかりと暗躍中。
と、思わせておいて、自身も囮に使い、更なる裏をかく黒幕陣。

収まるところに収まったというか、元々大してやる気も無かったというか。
折角月まで言った面々も、とっくに興味は他所へ移って今度は「海を作ろう!」と画策。出来上がったものは単なるプール。
締めはやっぱり宴会です。
結局酒が飲みたいだけなのね。

東方Projectの裏設定みたいな部分も読めてちょっとお得な本作もこれにてお仕舞い。
漫画版・4コマ版・小説版と展開された「儚月抄」のうち、一つが完結となりました。
ところで、小説版はいつ頃発売なのでしょう。
同じく単行本化されていない「香霖堂」と合わせて発売が楽しみです。




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