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「麻雀か戦争か――馬鹿め、麻雀が戦争なのだ!!」 ムダヅモ無き改革 2 大和田秀樹

2009年08月16日 23:53

ムダヅモ無き改革_2

神は雀卓に座し、七日をかけて世界を作った。即ち、その行為こそが麻雀である。
元総理大臣は日本のみに括られず、世界の、地球の危機を救うために立ち上がった。

「早く来い 小泉ジュンイチロー」

ヴァチカンで、ローマ教皇が待っている。
「ムダヅモ無き改革」2巻の感想です。

1巻の感想はこちらから。

1巻でも十分に十二分にはっちゃけた内容でしたが、2巻にてまさかのグレードアップ。
内閣総理大臣の肩書きも降ろし、少しは落ち着くものかと思いきや、そんなことはかけらもありませんでした。

相変わらず暗殺されんばかりにちりばめられたヤバ気な政治ネタの数々。空気読めないどこそこのアレな話をしたらアサシンすらも呼びかねない危険な内容です。
政治ネタは用量・用法をお確かめの上、十分に注意を払ってご使用ください。

そして今回ガンダムネタが多目でした。もうローマ教皇がランバ・ラルにしか見えない。

「ねえ、お母さん。お月様にはうさぎがいるって本当?」
「うふふ、月にいるのは総統閣下と第四帝国よ」


始まりはヴァチカンへの誘いであった。
そこで小泉ジュンイチローはローマ教皇と卓を囲む。
神に愛された男・ベネディクト16世。神がかった彼の実力は圧倒的。
だが、その彼すらも恐れる世界の脅威が、もう、すぐそこまで迫っていた。


月面にたなびくハーケンクロイツ。
掲げられた右腕。
「ハイール」と讃えられるその名前。
敵の名はアドルフ・ヒトラー。ナチス・ドイツを率いた独裁者である。

地球規模の危機を察知しヴァチカンに集結するG8の国家元首たち。
そこへ現れた第四帝国の使者・スコルツェニーからの宣戦布告。
月代表と、地球代表5人ずつで勝敗を競い、どちらが人類を導くに相応しいかを決めようと言う。

かつての敵は今日の友?
まさか、たまたま敵が同じなだけだ。

地球側代表は
ロシアのウラジミール・プーチン
ウクライナのユリア・ティモシンコ
アメリカのパパ・ブッシュ
ローマ教皇・ベネディクト16世
そして我らが日本代表・小泉ジュンイチロー

対する第四帝国のメンバーはすでに亡霊となったはずの面々ばかり。
宣戦布告に来たオットー・スコルツェニーを始め、
歌劇王・リヒャルト・ワーグナー
悪魔医師・ヨーゼフ・メンゲレ
と錚々たるメンバー。

彼らの繰り広げる麻雀はもはや麻雀の域ではありません。ルール無用のガチンコ殴り合い。これは戦争です。月と地球の命運をかけた、雀卓の上の戦争なのです。
だって……核とか……。いや、げふんげふんっ! なんでもないです。プルトニウムとか、知らない単語です。


それにしても歌劇王・ワーグナーの濃さは別格でした。なにあの化物。近所に住んでたら失禁ものの雷親父。恐ろしすぎます。
特にワーグナーに造詣が深いわけでもないのですが、彼の壮大さと傲慢さが頭に焼き付いて離れません。彼は最後までいかつく、化物でした。
怖いよー。

こ、この展開が少なくともあと3戦も続くのか……。
流石は大和田作品。伝説に残る勢いです。
第四帝国の刺客達。残り2人……果たしてどのような化物が現れるのでしょう。
早くも三巻が待ち遠しいです。




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