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「つらら… それは違うよ それは違う」 ぬらりひょんの孫 6 椎橋寛

2009年08月08日 23:59

ぬらりひょんの孫_6

四国より来る魔王・隠神刑部玉章との戦いが遂に終結する。闇に生きる妖怪・リクオ。光に生きる人間・リクオ。ダブルスタンスの二面性ヒーロー物語「ぬらりひょんの孫」6巻の発売です。

1,2巻の感想はこちらから。
3巻の感想はこちらから。
4巻の感想はこちらから。
5巻の感想はこちらから。

5巻に見えた黒い羽から、すわ、今回は夜雀か!? と思いきや、ここでまさかの三馬鹿鴉。間違えた、三羽鴉の登場です(保護者付き)。何でこのタイミングで。君ら今巻で活躍するわけでも無いのに。
予想が外れました。残念無念。
そして背表紙は順当に河童の出番。

そしてカバー裏背表紙は……えーと、どなた?
見覚えはある。見覚えはあるが名前は出てこない。
今回、レベル高いなー。つい1巻から全部読み返しました。
そしたら、6巻巻末の番外編に出てるキャラでした。
目玉を喰らう夫婦妖怪の夫の方。やっぱり名前は不明です。

そしてお馴染みカバー裏のオマケ漫画。今回は三羽鴉の誕生と命名。
美形の黒髪は黒羽丸。
トサカの彼はトサカ丸。
知的なメガネはささ美ちゃん――お、女の子だったんですね!
三兄弟かと思ってたら三兄妹でした。
妙なところでしてやられた。

「なんだかボク
 わくわくして来た!!」

つらら、大活躍するの巻。
保護者然としてリクオに付き従い影に日向に尽くして(空回って)きた雪女。敵方の幹部であり玉章の腹心・夜雀との一騎打ち。そして彼女の活躍を筆頭に四国八十八鬼夜行を圧倒していく奴良組の面々。

そして活躍できない黒田坊。あんたいつもそうだね。

「………い いいもんね
 袖モギ様は… 拙僧が倒したもんね
 …苔姫から… お礼の手紙とか来たもんね!! フン!」

ヤムチャだ……。ヤムチャがいる……。
負け惜しみのセリフが悲しすぎる。

そしてもう1人、役に立たない陰陽師・花開院ゆら。
やるときはやるが、主人公が出てくると途端に噛ませ犬になるという損な役回り。もっとも、その前に可奈の家で好き放題暴れてスイーツまでご馳走になるというギャグパートを担当していたわけで、突然のシリアスについていけなかっただけかもしれませんね。
そういうことにしておきましょう。
玉章の恐ろしさを存分に引き出し、ゆらは地域住民へ避難勧告。

そして、妖怪の総大将・ぬらりひょんと四国の魔王・百鬼を背負う隠神刑部とが一対一で刃を合わせる。


奴良組VS四国八十八鬼。
まるで物語の佳境、クライマックスへ向かうかのように緊迫感のあり面白いお話しでした。玉章という悪意とプライドの塊は、少年漫画に相応しい、敵らしい敵でありました。
ただし、彼の背後にはきな臭いものも見えます。

「しょせんは田舎狸か」

奴良組潜入していた謎の妖怪・山ン本五郎左衛門。夜雀を使役し、玉章を影から操る今回の黒幕。

「額に巻かれた布に書き付けられた狐文字
 四国の妖怪連中が読むことは出来なかったようだ
 続く(時を刻みながら)」

そして新たな展開がゆるりと幕を開け始めます。


VS四国妖怪編が一段落し、今巻ではもう一つ、邪魅編が収録されています。
妖怪ハンター(詐称)・清継率いる清十字団が依頼を受けて海に面する街へと出張妖怪退治。
清十字団が出てくるということはギャグ成分大目の中休みです。
愛すべきお馬鹿さん、皆の人気者・清十字清継。彼が出てくると何故だかほっとします。
それにしても、第一印象から怪しさ爆発の神主さん。実は妖怪かと思った。いやらしい人相してますもの。
邪魅編では、VS夜雀戦で増長しているつららも見物です。悪い事考えてる顔してる。


連載順位が下がってきていたので一時期は四国編で終了かと危惧していましたが、まだまだこの先続きそうですね。良かった。ほっと一安心。
表紙に百鬼が揃うまで、このまま良作の連載が続く事を期待しています。




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