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「おとこがすなる野球といふものを我もしてみむとてするなり」 大正野球娘。 1~2 原作 神楽坂淳/漫画 伊藤伸平

2009年07月01日 23:59

大正野球娘_1大正野球娘_2

「許せませんわ」
お嬢は憤っていた。
婚約者の岩崎荘介なる男はどうにもがさつで神経を逆撫ですることばかりの宣う。

「まー女の人にはこーいったことはわからんでしょうなー」

「畢竟 女子たるもの男子の添えものにすぎんワケですなあ
 いやワルいイミでいってるんじゃないんです決して」

眉間にシワ寄せお嬢は怒りをあらわにした。

荘介は野球団の主将である。
そーゆーわけで、野球といふもので負かしちゃろうと、こういうわけで。

乙女9人集まって、野球といふものをしてみむと思い立ったのです。

「大正野球娘。」1,2巻の感想です。
ちなみに原作未読。
漫画版しか読んでませんが、面白かったです。
チョーが付くくらい面白いですわ。


絵柄で好みが分かれそうだなー、と思って1巻発売時にはスルーしていましたが、アニメ化+2巻発売の機に読んでみました。
こりゃ面白い。

このレトロな愉快さはどこからくるものでしょう。
のてっとしたテンポで進んでくすりと笑わせてくれます。

サザエさん(原作版)的なスローテンポなノリ。
それが大正という時代背景とマッチして実に読みやすい。

「野球は楽しい?」
「楽しいです!」

とかいうわりに野球してませんが、野球をしてみむとして準備は着々と進められます。

粗忽者の(マヌケとも言う)主人公・鈴川小梅は巻き込まれて始めたものの、気付けばチームの中心にいます。乗せられて動いているだけとも言えますが、本人は楽しそうでなにより。
なにより彼女は恋に野球に大忙し。実に青春を謳歌しています。

「"イノチ短し恋せよ乙女"デスね」

一方で恋を置いといて政略結婚を肯定するお嬢こと、首謀者の小笠原晶子。ただ、それはそれとしてがさつな婚約者の事は腹立たしい。その怒りを投手としてぶつけます。

そして特に怒りも無いけれど情熱のぶつけどころを間違っている少女・川島乃枝。将来はマッドサイエンティストで決定済みです。

「はい小梅さん 今いいコトゆった
 進むわよ ぐわあっと どばあっと ずごごごごっと」
「私 秘策がありますのよ」

この娘面白すぎ。

「みなさん! これで勝ったと思ったら大間違いですのよ!
 あり合せの材料でさえなければ――
 いつか必ずあなたたちを打ち負かしてみせますわ」

若干発言も怪しい川島乃枝はイチオシです。

ああ、何が言いたいのか分からなくなってきた。
とにかくこれは読むべき。

アニメ版楽しみです。
原作と漫画版にどれ程の違いがあるか分かりませんが、どうもアニメは原作よりのようですね。
早くお目にかかりたいです。




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