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「バリモテ伝説 大八木朔」 宙のまにまに 6 柏原麻実

2009年05月13日 23:59

宙のまにまに_6

高校入学初日から年上の彼女を作り、クラスの美少女には思慕の念を寄せられ、文学少女の生徒会長とは密かに心通じ合わせる伝説の男・大八木朔が帰ってきた。
「宙のまにまに」6巻の感想です。

5巻の感想はこちらから。

太陽の下に影あり。
そして大八木の影に江戸川あり。
モテ人生に当てられより一層影を濃くする非モテ人生。

「愛すれど、 愛してくれない 妹たち」

彼の遺した、自らを端的に表す言葉である。
学年が変わり元クラスメートの仲間達からは忘れられ、妹からは謂われ無き暴力を受け、被害を受ける事あらばその対象はいつも彼。今ではすっかり大八木伝説の出歯亀要員と成果ててしまった愛すべき負け犬、江戸川正志。

にぎやかし。

江戸川のための言葉である。
もしくは「強く生きろ」。


時は夏。始まりは七夕。
天の川に願いを。鈍感な彦星のために蒔田姫は織姫となる。そして失敗する。
しかし一夏の思い出は場所を変え、高天ネット主催の合宿・望遠鏡研磨会にて作られる。
青春。その二文字を胸にひたすらレンズを磨き続ける大八木。しかしそれでも女を泣かせてしまうのは天然ジゴロのサガ。
彼の伝説に新たな1ページが刻まれる。
そして並行して綴られる金魚小町こと琴塚文江との密かな蜜月。姫を差置き、美星の目の届かぬところで2人は心を通わせる。
金魚小町の1人勝ちである。
あと、卒業した路万部長が血を吐いた。

以上、ざっくり6巻あらすじ。


金魚小町で始まり文学少女で締めた6巻。
彼女こそ受験地獄の1杯の清涼剤。
しかし彼女の心を癒すものは「明野の男」呼ばわりしていた1人の青年・大八木朔の存在である。
文学。それこそが2人を繋ぐ絆。
彼女の頬を染め胸ときめかせる筆談の記録。

「わぁーーー!
 みます みます
 ぜひ読ませて下さい!!」

溢れる詩情を胸に彼女は小説を書こうと決意するのであった。

乙女の胸が膨らみます。


と、いう場面をいつも通り目撃してしまう姫&江戸川。
合宿中も大八木・杏の逢瀬を目撃してしまった後の再びの出来事であります。
よくよく報われない人たちですね。

しかし、初期のインパクトと比べて正妻である美星の影が薄くなりました。
ちょくちょく出てきてるのに大八木争奪戦の本筋(?)にあまり絡んできません。
正妻の余裕でしょうか。信頼の証でしょうか。
姫頑張れ。敵は強く、障害は多く、道程は険しいです。




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