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「あれ絶対殴りたいだけだよ」 打撃女医サオリ 2 矢上裕

2009年04月05日 23:59

打撃女医サオリ_2

金属バットで一撃必活。悪い患部は叩いて直す。奇病難病なんでもござれ。「打撃女医サオリ」最終2巻、遅ればせながら感想です。

1巻の感想はこちらから。

全15話1年ちょっとで惜しまれながら連載終了となりました本作。数えてみれば同じコンセプトのもと描かれた同作者の「ヒッカツ」よりも少ない巻数で終了してしまいました(話数自体は多いけれど)。
掲載誌が休刊となったため終了してしまいましたが、非常に残念です。

後書き漫画「見習い打撃女医リコちゃん」改め「魔法少女リコナ」によれば、絶滅危惧種チャージラスを成り上がらせるための一発が医療ミスに繋がったためと判明。
リコちゃんシリーズ単行本化は残念ながら永遠にその機会を失いました。これで新作の後書きにしれっと現れたら面白いのですが。

金属バットで襲い来る女医を筆頭に、打たれて喜ぶ看護士、動物園より逃げ出したクロヒョウ、宇宙人と交信する電波ナースと粒揃いの診療所。
患者を預けるご家族も心配すること請け合いです。

相変わらず叩いて直すサオリさんですが、話の構成は起承転結がしっかりしていて面白く、飽きが来ません。また、1話だけスピンオフにより本格バトル漫画となっており、不死身城が舞台でなければ何の漫画を読んでいるのか忘れるようなアクセントとなっています。

ギャグ漫画として勢いがあり引き込まれるのは相変わらずの2巻ですが、その中でさらっと爆弾発言投下。
医者嫌いで脳腫瘍を煩っている子供の前に、草野球でホームランばかり打つサオリが野球選手として彼を励ます事に。

「どんな珠が打ちやすい?」
「やっぱり成人男性ね」
「打つときに大切な事は?」
「副作用を恐れないことよ」
「バットは手入れしてる?」
「使うたびに消毒してるわ」
「なんだかお医者さんみたいだね」
「まさかー!
 医師免許もってないし!

うおぉーーーい!
タイトルを覆すまさかの問題発言。ブラックジャックか!
バットで殴るだけなので(多分)医療行為ではないですが、診療所を開いている時点で法律違反なんじゃなかろうか。てか、保険利きませんよね。元手がバット一本なので高い医療費はかからないのかもしれませんが。

ラストまでバット一本で駆け抜けた本作。

「そんな直人くんも好きよ」

初志貫徹、最後まで衝撃的な良作でございました。





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