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「化物を打ち倒すのはいつだって人間だ」 ヘルシング 10 平野耕太

2009年03月31日 22:17

ヘルシング_10

「お前の負けだ アーカード」
少佐に勝利の秘策あり。

「人間が人間たらしめているものはただ一つ
 己の意志だ」

「私は人間だ」

生涯負け戦を続けてきた男が最後に勝利し、そして敗北する。
「ヘルシング」最終10巻にて完結です。

正直何を書いてもネタバレになってしまうので困ってしまいます。

唯一つ言える事は、最後まで平野耕太節でした。

2巻初登場のヤン&ルークのヴァレンタイン兄弟は最後の最後まで後書き担当。
2人の愛されっぷりは尋常じゃないですぜ。

あと、カバー裏のコスプレ大会。少佐のパタリロもあれですが、大尉やばいです。チョイスもアレですけど、むしろ大尉成分がゼロです。


「88mm………!!
 そいつは素敵だ 大好きだ」

ミレニアムのラスボス。少佐。総統代行。
脆弱な化物どもの一切合切が許せず、不死に甘んじる事を善しとせず、不死に抗い、不死を哀れみ、人であることに固執し、確固たる意志を持って「私は人間だ」と主張し続けてきた男。
化物のような人間。

「化物を打ち倒すのはいつだって人間だ」

少佐は人間か、化物か。
結果が全てを物語っています。

50年かけて用意した戦争が幕を下ろしました。
戦争の用意をし戦争を始め戦争を続ける戦争狂いの男の言葉に聞き入るのもここまで。
明らかに狂った言葉を吐く少佐の演説に聞き惚れたのは何故でしょう。
間違いとは知りつつ嫌悪感など微塵も感じませんでした。
それは言外に「私は人間だ」と主張し続ける真っ直ぐな意志が見て取れたから、などという戯言では片付きますまい。
わたしの中の「闘争本能」が彼の言葉に触発され、ともすれば追従したいとも思わせる程に切望させたためでしょう。
良い戦争でした。
実に良い戦争でした。

現実に戦争なんかが起きるのは真っ平御免ですが。

あとは中断している60年前の戦争、幼女アーカードと若かりしウォルターとの共闘戦が完結して単行本化すれば言う事無しです。
新連載の前にアワーズで完結してくれませんかね。無理ですかね。





関連記事リンク
・「書評BAR 道化倶楽部」さん 平野 耕太 『HELLSING 10』
・「何かよくわからん気まぐれBlog」さん この巻が発売されるのをずっと待っていた・・・!? 漫画「HELLSING 10巻(最終巻)」を読む!!


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