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悪魔のミカタ666 3~4 うえお久光

2009年02月15日 18:38

悪魔のミカタ666_3悪魔のミカタ666_4

亡くした恋人を蘇らせるため、男は悪魔の味方となった。悪魔のミカタ・堂島コウが嘘・はったり・小賢しい策略と「悪魔の力」を駆使し、願いを叶える為に魂を集める物語、「悪魔のミカタ666」その6巻が発売しました。
――けれど、実はその前から買ったまま放置していたので、まずは積み本崩し中。

恐るべき吸血鬼であるザ・ワンを滅ぼし、生まれる前の知恵の実「It」に込める魂が集まったところから始まる新章「悪魔のミカタ666」。
1・2巻は読了済みで、魂の集まったコウは「It」を生み出すための情熱――俗に言う"性欲"に翻弄され「ボクちんの紳士(ジェントルメン)が阿修羅マン(怒)になりそう! は、はちきれちゃうぅぅぅ!」的な状態になっていることは把握しています。
ただし、その状態を「ザ・ワン倒しちゃった後遺症だよ」ってことにして女性陣はコウの「イブ」となり、生まれてくる知恵の実をコントロールしようと画策、背景に「コウが好き」という感情もあるためハーレムエンドまっしぐらな争奪戦が展開されました。
一方で、コウの右腕である葉切は、コウの恋人・冬月日奈が蘇りを望まないと知り造反。

と、燃える展開だったのですが、3・4巻が前後半だったため、4巻発売を待ってるうちにずるずると積み本が溜ってしまい遂に6巻発売。1年ちょっとも放置していました。こりゃいかん。
新刊を楽しむために、まずは3・4巻の前後編を読了、レビューします。


新章に入ってからコウが発情状態であるため艶めかしい描写が増えた本作ですが、3・4巻では「かのこん」読んでたんだっけ? と錯覚させる全裸の嵐(男女問わず)。ははぁ、アニメ化の否定ですね。公序良俗のメディアに於いては放映出来かねるシチュエーションです。

葉切から宣戦布告を受け、戦いは舞原イハナと朝比奈菜々那の生徒会長争奪戦「紅白祭」にて決着をつけることに。勝敗は所属するチームを勝たせた方の勝ち。
自分には実力が無いと自覚したコウは、これ幸いと戦闘経験をつむため、葉切からの挑戦を真っ向から受ける。
悪魔のミカタのミカタであるポリッシュアップルズの真嶋綾・小鳥遊恕宇が諸事情で敵側についてしまうアクシデントはあったものの、「It」により悪魔の力を使えるコウと、イハナが紛れ込ませている舞原家のスタッフ達により勝敗は決まったものと思いきや、「自身の肉体を変化させる」悪魔の実・グレイテストオリオンの力によりテンションの上がりまくった日炉利坂高校の生徒達は自覚することもなく超常の力を使い、イハナの立てた計画をぶち壊していく。

無印「悪魔のミカタ」5巻・グレイテストオリオンから5年の歳月をかけて書かれた続編であるスコルピオン・デスロック。若者の熱き血潮が沸き立つ青春の体育祭で終わると思っていた自分の浅はかさが恥ずかしい。ですが、こんな展開予想できますかいな。
体育祭をしていたら両陣営のボスが業を煮やしてダイダラボッチを召喚しガチンコタイマン勝負で決着をつけました。
誇張ではなく、まじで。
召喚コストとしてサクリファイスされた生贄は日炉利坂高校875人。
ただし死傷者無し。
知恵の実が巻き起こすはちゃめちゃっぷりを再認識させられました。

しかしながら、新章4冊を使って展開されたスコルピオン編の真骨頂はそこではなく、ただ葉切洋平という一人の不器用な男のために語られた物語でした。
最後の最後まで登場人物達と読者を騙し、翻弄し、ぐぅの音も出ない強力な一手をお見舞いしてくれた葉切洋平。最早彼をコウのパシリと侮るものは居ますまい。スコルピオン編にて築かれた舞台を完膚なきまでにぶち壊し、ひっくり返した一撃。
一言で言うなら、「破壊力」。
ガツン、と一発やられました。

しかしまぁ、アトリの出番がめっきり減少してしまいました。
悪魔として、コウの妹の姿を真似て現れた、「イブ」になることを望む少女。
この娘、今後ちゃんと活躍できるのでしょうか?

アトリ復活に期待しつつ、次巻に進みます。





コメント

  1. スピードSk | URL | uaIRrcRw

    はじめまして。
    足跡から来ました。
    同じ漫画レビューブログしてるものとしてすごく参考になります!

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