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トリコ 3 島袋光年

2009年02月05日 23:08

トリコ_3

「いただきます」に始まり「ごちそうさま」で締めくくる、お宝食材を追い求める肉体派の美食漫画、「トリコ」3巻の発売です。

1巻の感想はこちらから。
2巻の感想はこちらから。

今巻、まずは継続して「フグ鯨」から。
捕獲レベル29という桁外れな難易度は、ひとえに毒化するリスクのため。少し触れただけでも毒化する繊細なそれを、無毒のまま気絶させ捉えるのは至難の業。
グルメ四天王であるトリコ・ココの2人がかりでもようやく捕まえる事が出来たのはわずか10匹。

密度の高い究極のフグ肉。いよいよ調理開始です。


電磁波を捉える事の出来るココが毒袋の位置を感知し、その肉に刃を立てる。が、緊張と疲れのため上手くいかず、本職である小松へバトンタッチ。
そして3巻目にして5つ星料理人・小松の本領発揮、初めての活躍。フグ鯨の捌き方を知るココの指示により的確に刃先を入れていく。フグを捌く事すら至難であるのに、その一級品・規格外のフグ鯨を、僅か7匹目で調理せしめたその腕。5つ星レストランの料理人に就任する腕は伊達ではありません。

毒を取り出した瞬間から綺麗な桃色に輝き始める極上の肉。その肉は魚類であるフグより哺乳類である鯨に近く、しかし口にした際の歯応えは残っている。霜降り脂は甘く旨く、噛めば噛むほど味は広がり香り際立つ。
その旨みに、口にしたトリコの体は歓喜の震えを上げ隆々と盛り上がる。
また、ノッキング次郎が愛してやまないヒレ酒は辛口の熱燗の中で一層引き立つ甘みを持つ。炙って放たれる香ばしい香り、それは一口で恍惚を感じる至福の酒。

はぁー、なんと、羨ましい。
死んででも食べてみたい肉。一口、一切れ、一欠けらでも手に入らないものか、口に出来ないものか。フグ肉すら食べる機会の無い食生活ながら、想像するだによだれが出る。


そして続く食材は古代の食宝「リーガルマンモス」。小さく繊細なフグ鯨の次は、一転して見るからに巨大な、圧倒的な存在感の肉の塊。
――は、一旦置いといて、まずは第1グルメ研究所の地下・グルメコロシアムで行われるバトル。そのメインイベントに出場する「伝説」バトルウルフ。2巻でも名前のみが登場した、デビルオロチと並び評される最大最強の狼。
その伝説は痺れるほどに本物で、圧倒的。同格に語られるデビルオロチが興奮し暴走した状態ですら、衰弱したバトルウルフにより一撃瞬殺。

奇跡により単為生殖で孕んだ子を出産。誇り高き孤高の王者・バトルウルフに許された一日のみの親子の触れ合い――それを嘲笑い打ち砕く「悪」。外道と呼ぶに相応しい巨悪・「美食會」と遠隔操作で動く"GTロボ"が登場。
「善」と「悪」、2極化した構図が見えました。もっとも、IGOが「善」かと問われれば答えに窮するところですが。

母子が暴力により引き離され、怒れるトリコ。
盛り上がってまいりました。
美食のみならず、バトル漫画としても一級品。極上の引きに期待感が募ります。

早く続きを味わいたいものです。


余談
トリコバーガーでかすぎ。





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・「3階の者だ!!~ブログ編~」さん 「トリコ」第3巻 現われた脅威!!


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