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せんせいとわたし 全3巻 小笠原朋子

2009年02月03日 23:08

せんせいとわたし_1せんせいとわたし_2せんせいとわたし_3

教師と生徒の禁断の恋――を軽く飛び越え、2人は新婚生活真っ只中。
周りにばれてはいけない。
けれど新婚の甘い生活は送りたい。
学校と家庭でのダブル恋愛事情、「せんせいとわたし」全3巻をご紹介。

全3巻と書きましたが、正確には「せんせいとわたし」2巻+「せんせいとわたし Wedding!」の計3巻です。

春日聡と菜穂(旧姓:吉野)は新婚夫婦。
高校一年の大晦日の夜、占い好きの母から「今年結婚を逃したら次の婚期は50年後」と家から叩き出され、幼い頃婚約した(と思い込んでいる)さとしくんのもとへ出向いた押し掛け女房の菜穂。無理矢理結婚を確約し、なんだかんだで夫婦生活、今に至る。

菜穂は家事が壊滅的に出来ない残念な子であるため、夫であるさとしはいつも空腹。加えて下手の横好きな菜穂の料理により食費が無駄にかさみ、万年金欠状態。
愛があれば乗り越えられると楽観的な菜穂。半ば強制的な婚姻であったためさとしの方はそうでもないかと思いきや、夫婦になるだけあって愛はある模様。

そんな2人のラブラブ(?)生活の物語である。


主要人物は6人。
主人公の夫婦はもちろんの事、菜穂の親友・由紀、菜穂に恋するクラスメート・永井、手芸部部長・鎌田文、幼馴染・御園生京香の6人。

由紀は高校の同級生の中で唯一菜穂が結婚している事を知る人物。取り立てて目立つ事は無いが、菜穂の相談役として、ツッコミ担当として、常識的な方向へ菜穂を導く。
永井はなにがいいんだか菜穂に惚れた奇特な人物。運が悪く、事ある毎に被害を受ける。
そんな永井に惚れているのが手芸部部長の鎌田文。でかくて男らしい彼女は苗字が"鎌田"である事も手伝い何故かオカマのポジションに。諦めを知らず執拗に永井を追い求める様は求道者の域。
御園生京香は中盤(2巻の最後の方)から登場と遅めの参戦。幼稚園の頃菜穂に男を取られた事をふと思い出し、復讐のために転校してきたお嬢様。最終的にさとしに惚れ込む。

菜穂からは一目惚れ、京香にも好意を持たれ、その他女生徒からも意外な人気を評するさとし。途中からは空腹+痩身から、心配した生徒に度々施しを受ける始末。割りに全く羨ましくないのは奥さんの監視下にあることと、その料理が死の世界を垣間見るほどの劇物である事が原因。

また、女生徒にもてもてという点で同様なのは文部長(男らしい)。一見常識人のように見えて、この人も大概アレな人物である。永井の優しさ(菜穂の料理食って倒れたとこ)を目撃し一目惚れ。しかし、持ち前の男らしさが災いしてしばらく男(オカマ)と間違われる日々。それでもめげずに永井に付き纏う姿は、自分に置き換えて想像すると結構怖い。
体を使って女である事を証明した文は、以後も積極的に永井にアタック。菜穂に未練たらたらな永井であったが、既に既婚である事を知り、また、個性的な女性を好む性質から段々と文を気にし始め、最終的に2人は付き合うことに。


サブストーリーではあるのですが、文部長が幸せになれて良かったです。
オカマだ女装だと言われ続け、終盤までそのネタを引っ張った文部長に幸有れ。

そして校長に言われて夫婦である事を隠し続けていた春日夫妻ですが、最後には皆にばれて挙式も上げ、大団円。
そのまま結婚生活が続いて子供が出来ても2人は相変わらずなのでしょうね。
教師と元教え子の結婚生活として、森下裕美さんの「ここだけのふたり!!」とは違うけれど、あのノリのままの生活を見てみたかった気もします。
春日夫婦に幸有れ。とくにさとしの胃袋事情に幸有れ。





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