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ぼくらの 10 鬼頭莫宏

2009年02月02日 22:44

ぼくらの_10

神様が運命の系統樹を剪定するために始めた、命がけの戦い。地球の運命をかけて、少年少女たちは神様のぬいぐるみ"ジアース"を駆る。「ぼくらの」10巻の発売です。

クライマックスが近づいてまいりました。

ここまで来ると何を書いてもネタバレになるような気がします。
今巻ではウシロとマチが愛の逃避行。二人連れ立って電車の旅。ドラえもん並に便利なコエムシも控えに置いて延々いちゃいちゃ。積極的なマチと無気力無感動なウシロでは盛り上がらないかと思いきや、ちょっとしたことで心の繋がりを醸します。

半分嘘です。
書いてみて半分本当な事に驚きました。ウシロ、君はそんなキャラじゃなかったはずだ。信じてたのに……。

それはさておき、ジアースをぬいぐるみ呼ばわりしながら自分の方がぬいぐるみっぽいコエムシ。無駄に声が良い彼です。今巻から人物紹介の欄に「妹想い」の一言が追記されました。
まあ、その辺はアニメ版で先にネタバレしていたので意外ではなかったのですが、こいつがなんとも身内想い。本気で心配して本音でぶつかって最後にはその意を汲んだコエムシ株が急上昇。
はー、なんだこのツンデレ。
表情が変わらないのももどかしいです。

「てめー なんだ? 宇白にオレを、投影してんのか?」

とは前巻でのコエムシの言葉。
斜に構えたウシロとコエムシには確かに似た部分があります。人の気持ちを考えないところとか、逆撫でする様な発言を淡々と述べるところ、人の命に軽率な発言を投げかけるところなど。

ウシロはと言えば、理屈に合えば人の死を軽んじる発言もするものの、ワクの一件を心中ずっと気にしていたり、親友であるカンジのためにずっとジアースでの戦いに付き合ったりと、自分の責任や親しい者への配慮が不器用ながら伺えます。

一方のコエムシは明らかに人の死を軽んじ、苦悩や絶望する姿を面白がる悪趣味なところがあります。が、先にも述べた通り身内の事は大切に思っており、家族のために引き継ぎ先の地球を勝ち残らせるという責任を果たそうとしています。

そんな2人が連れ立って海へ行き、同じ思いで前を見据え立つ姿には感じ入るものがありました。

遂に次巻は最後の戦いとなるのでしょうか。
そして引き継ぎ先に出向く新たな契約者は誰なのか。
なんとなくですが、キリエの従姉である本山和子がもう一度登場する予感がします。そして、次のコエムシ役には畑飼(エロ教師)が抜擢されそう。どこのコエムシもいい性格してるみたいですから。

「ぼくらの」戦いもいよいよ終局。
ウシロの成長に刮目しつつ、次巻に期待。





関連記事リンク
・「書評BAR 道化倶楽部」さん 鬼頭莫宏 『ぼくらの』
・「匝の自由研究な日々」さん ぼくらの 10巻


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