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エンジェル高校 1~2 犬上すくね

2009年01月21日 23:01

エンジェル高校_1

死んだ人間は魂となり、天国へ行って天使となる。新米天使の生き返りをかけた天使生活を描く物語「エンジェル高校」をご紹介。

前作「ラバーズ7」の感想はこちらから。

単行本発売前は「エンジェル高校」で検索をかけると18歳未満お断りのサイトがわらわらかかったそうですが、今ではすっかり本作の情報ばかりが引っかかるようになりました。1巻巻末では略称も「エンコー」になるということで狙っていくとの作者談ですが、もう犬上すくね色に染め直されてしまいましたね。
わたしとしては、タイトルを見て、エロス系の印象よりも真っ先に「エンジェル伝説」を思い出しました。

エンジェル伝説
これ

天使の心を持った悪魔顔の少年の話。

話としてはラブコメ――で、いいんでしょうか。
シリアスなシーンも多々ありますが、犬上すくね作品らしく、割とのほほんと進みます。


主人公・ルキオは交通事故に遭い、その魂は訳も分からぬまま天国へ連れて行かれる。
胸を触っても鼓動はなく、心臓は止まっていた。
出迎えてくれたのはルキオを観察していた天使・サリ。辿り着いたのは天使達が通う学校・エンジェル高校。現世に未練のあるルキオは、校長であるガブリエルに「卒業までに立派な大天使になったら」生き返らせる、という約束を取り付ける。
こうしてルキオの天使生活が始まったのであった。

生き返らせる、と約束したは良いものの、実際はそんな事は出来ない。校長がついたその場凌ぎの大嘘であり、いざとなったら記憶を消して解決してしまおうと目論んでいる。
あんた本当に大天使かね。
そうとは知らず学園生活を過ごすルキオではあるが、羽を出して飛ぶことも一苦労、本来天使になれば備わるはずの4元素いずれかの属性も分からず、使えず。天使としてはまだまだ新人の未熟者。
しかもエンジェル高校のライバル校・堕天使高校の面々とは事ある毎に鉢合わせとなり争う始末。決闘の賞品にされたり、娯楽のネタにされたりと、翻弄されるルキオには気苦労が絶えない。


死にたくない、生き返りたいと願うのは当たり前ではありますが、ルキオが生き返りたいと強く願うのには1つ理由があります。
それは片思いの相手・江波真奈の存在。
天使となったあとは自分の死を知る者を見ることは出来なくなりますが、ルキオの片思いであった真奈はその死を知らず、ルキオにも彼女を見守ることが出来ます。そこで、エンジェル高校の課外授業で地上に降りたルキオは、その観察対象に真奈を選び、彼女を良き方向へ導くと誓います。

一方で、ルキオがエンジェル高校にやってきてから何かと世話を焼くサリ。彼女には生前のルキオを観察対象としていたという縁があるのですが、それ以前に、田舎に帰省したルキオと生前からの知り合いであったという過去があります。元々顔見知りであり、好意を持っていた彼女は、当然のようにルキオの面倒を見ます。
ところが、ルキオは生前の彼女のことなどさっぱり忘れ、お節介に難色を示します。

また、当初男と勘違いしていた堕天使高校の生徒会長・ハルとは、キャンプ先で一緒に遭難したことが縁でなにやら好意を持たれた様子。堕天使高校生徒会の面々も面白がって2人をくっつけてやろうと画策しています。しかも、生前のサリとの思い出を間違えて、ハルとの思い出だと勘違いしてしまうルキオ。微妙に良い感じなのでニヤニヤします。
ハル可愛いです。照れ屋さんだから。

多角に渡る恋愛模様ににやける本作。同作者の「ういういdays」もお株を奪われ真っ青です。


そして忘れちゃいけないのが、犬上すくね作品にたまに出てくる腐女子臭。
ルキオが片思い中の真奈は腐女子です。その彼女が愛読するボーイズラブの作者・腐★ラブ子を観察しているのは同じ天使で生徒会のフジコ。ラブ子がネームで煮詰まると「誘い受け誘い受け誘い受け」と念を送って後押しをします。
で、そのネタが描かれた2巻のカバーを外すと、そこには「お前の愛玩(おもちゃ)でいい…Ⅲ」のタイトルと共に作者名が腐★ラブ子に。
正直吹いた。
この作品はこれで絶対にカバーを失くせない作品となってしまいました。裸で放置してたところを誰かに見られたら終わりです。皆さんもお母さんには気をつけましょう。

全何巻のペースで描いているのか分かりませんが、結構足の速い漫画だと感じました。
短くまとまってしまうのか、この先にも伏線や盛り上がりがあって長く続くのか。今のところ判断できません。読みやすい作品ではあるので、「ラバーズ7」と同じくらいは続いてくれたらなぁ、と期待しております。

今後も長く楽しめることを願いつつ、次巻に期待。





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