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鉄鍋のジャンR 8 西条真二

2008年10月08日 22:37

かつて、週刊少年チャンピオンに「鉄鍋のジャン」なる料理漫画があった。
週刊少年チャンピオンといえば、「グラップラーバキ」や「浦安鉄筋家族」が有名であった中、5年間27巻で惜しまれながら終了した。
最後は主人公とヒロインの他界した祖父がゾンビサイボーグ化して墓の底から蘇るという衝撃のラストで締め括られた。

そして、6年の歳月を経て復活を果たしたのが本作、「鉄鍋のジャンR」である。
ゾンビ化した祖父とかは知らん。

主人公・秋山醤は「料理は勝負」を信条に勝つための料理を作り続ける二代目"中華の覇王"である。
その信条に則り、勝つためには手段を選ばず、妨害・策略・罠・罵倒なんでもござれ。格下相手には安い材料を使うなどのハンデをつけ、勝った後思い切り馬鹿にすると言う最低料理人。
だが、料理の腕は本物であるし、友人・小此木には意外と親身であるなど平素の態度と比べ実は内心良い奴なんじゃなかろうかという面も見られる。そこで騙されると怪我するが。

1~7巻では親子三代受け継がれてきた「秋山ノオト」を取り戻すため、"十三龍"主催の料理大会を勝ち進み、魔法使い・佐藤田十三を打ち倒すのだった。
8巻では大会終了後、ヒロイン・五番町霧子にのめされ「秋山ノオト」を奪われついでに頭も丸められて中華の老舗"五番町飯店"へ拉致られた続きから始まる。(霧子さんは「料理は心」を信条に食べる人のことを第一に考える素敵な女性です。多分。)
五番町飯店が日本一の中華料理店で在り続けるため、秋山という名のカンフル剤を求める霧子。それに秋山は応え、五番町飯店の腑抜けた料理人達に本場の「回鍋肉」を作って見せるのだった。

8巻は全体を通して「回鍋肉(ホイコーロー)」の話。
秋山を始め、霧子、小此木、そして秋山を湯水グループへ引き込むための刺客達(尾藤リュウジ、蟇目檀、五行道士。いづれも旧作の敵)がそれぞれの解釈で独自の「回鍋肉」を披露する。

ちなみに、「回鍋肉」の定義は以下。
・皮付き豚もも肉の塊を一度茹でてから使うこと
 (かつては茹でることで保存食としていたため)
・豚肉が反り返るまで炒めること

8巻の見所は旧作で駄目料理人の代表であった小此木の成長ぶりと、旧作2巻以降久々顔見せした尾藤リュウジ(12年ぶり。干支一回りしとるやんけ)のかませ犬っぷり。もしくはデレの刈井さんが始終通したツンっぷり(しかも明らかに無理してる)。

まとめて読むと止まらん面白さ。知らない人は古本屋で旧作を見かけた際には手にとって見てください。後半の巻は古本屋にあんまないけど。





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