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かの女は忍具ムスメ! 1~2 原作 阿智太郎/作画 板場広志

2009年01月18日 20:57

かの女は忍具ムスメ

倉の中で見つけた忍者刀は400年の時を経て九十九神となっていた。おとぼけと勘違いと少量のドキドキを混ぜ込んだ作品「かの女は忍具ムスメ!」をご紹介。

阿智太郎氏の作品で忍者物といえば、電撃文庫刊行の「いつもどこでも忍²ニンジャ」全6巻および、MF文庫J刊行の「陰からマモル!」全12巻を思い浮かべます。
上記はいずれも完結作ですが、本作「かの女は忍具ムスメ!」は現在もヤングアニマル嵐にて連載中の作品。小説原作は無く、直接板場広志氏(「MOUSE」とか描いてた人)が漫画として描いています。
ノリ的にはいつもの作風ですが、青年誌連載ということもありお色気が大目。シリアスとコメディーとエロスを描き分ける板場広志氏の絵が話にマッチしているため、大変読みやすいです。阿智太郎作品のイメージまんまですよ。

しかしどんだけ執筆ペースが速いのでしょうね、阿智太郎氏。電撃文庫では「トラジマ!」書いて、MF文庫Jでは「魔界ヨメ!」書いて、REDチャンネル(WEB)では「やぶっ蚊BOYチッチ」書いて。ゲーム作品のシナリオも執筆中なのでしょうか。凄すぎです。


主人公・春飛カスケは戦国時代を駆け巡った無敵の忍者・地獄丸の子孫である。が、中二にもなって見た目は幼く趣味もプラモ、思春期のはずなのに女性関係にはまだ興味が無いといった体たらく。
その日もミニ四駆欲しさの小遣い稼ぎに、古い倉庫で母親の通販品探しをしていた。母から頼まれた品を見つけはしたものの、取ろうとして箱が崩れた拍子に先祖が残した忍者刀を手にしてしまう。
その瞬間、忍者刀は女の子に変身。400年の時を経て、九十九神となっていたのであった。

2巻現在で現れた九十九神は3体。
忍者刀の月音。
手裏剣のしゅり。
鎖鎌の殺裏香。
因みに月音としゅりは銘が入っていなかったため、月音はカスケが命名(九十九の言い間違いからつくね→月音)、しゅりは月音が命名(手裏剣だから)。殺裏香は自ら名乗っていたので、初めから銘が彫られている模様。なんせ根来忍者の頭が使うために打たれた物なので。

一話完結で特に目的などは無いのですが、月音達九十九神が近くにいるため、同調した地獄丸に恨みを持つ怨霊達がわんさか蘇りカスケを襲います。大概どうにもならないけれど。
また、九十九神達は忍具であるため、カスケに立派な忍者になって自分達を使って欲しい、という願望を密かに持っているため、どうにか忍者として育たないかと画策している模様。
また、カスケは容姿とその無害さからか、委員長の滝川玲奈を始めとするクラスの女子達の人気者。特に玲奈はたまたま悪霊に出くわして以来、どうにも本気モード。
流石ですね。まるで漫画のようです。

ノリは軽いし深い事情や伏線なんかもなさそうなので、軽い気持ちで読めます。雑誌掲載分を読み、気に入れば単行本を読んでみるとよろしいかと。
阿智太郎氏の作風が好きな人には、もちろんお勧めの作品です。





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