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ぜふぁがるど 柴村仁

2009年01月16日 23:28

ぜふぁがるど

幼馴染は異世界のお姫様。なんて突拍子も無い事実を隠し、ヒーローはヒロインを守る。異世界から来た空飛ぶトカゲから力を授かり、少年は変身する。柴村仁さんが送るおとぼけヒーロー噺「ぜふぁがるど」1巻をご紹介。

電撃文庫で変身ヒーローといえば真っ先に阿智太郎氏のドッコイダー@「住めば都のコスモス荘」を思い出します。
ですが、同じおとぼけヒーローの括りとはいえ、ゼファガルドは眉毛の生えた青い奴とは異なり、エイリアンチックな容姿をしています。

物語としてはヒーローになる→始めての戦い→初めての敗北→謎のライバル登場と、まだまだ序章の域です。


見た目は普通だが言動はふてぶてしく「一匹狼の隠れ不良」と認識される少年・菅沼宙(通称ちゅう)は、ある日空から落ちてきた不思議生物・ネ・プルギス・ヤー(ネプ)と遭遇する。ネプを堕とした節徒と呼ばれる化物は、ちゅうの幼馴染である安芸野鳴を狙っていた。
鳴を守るため、ちゅうはネプから力を授かり、《機装》の掛け声と共に牙臣ゼファガルドへと変身する。


カテゴリがおとぼけヒーロー噺となっていますが、とぼけているというよりはノリが軽いヒーロー噺です。主人公(中身)が見た目も行動も熱血ではなく、身内が無事ならそれで良いと冷めた考えを持っているためです。おとぼけというわりにヒロインの背景はやや重いし。

一方で、敵側の勢力はおとぼけです。まだ敵が斥候レベルなこともあるのでしょうが、おつむの弱いキモ生物ばかり。髪の毛お化けに目玉に饅頭。
特に饅頭がよろしい。食い気が旺盛で「ごち!」の掛け声と共に悪食の限りを尽くす。ぽよんぽよんと跳ねる動きもポイント高いです。作中「キモい」と評されていますが、大きさが適切ならペットに欲しいです。

敵の親玉やフードを被った謎の戦士も含め、登場人物は一通り揃って見えます。が、1巻だけではまだ世界観を披露しきれておらず、次巻以降の盛り上がりに期待、といった感じ。

しかし本作、続き物のはずなのですが、刊行から1年経って未だ続巻の話は聞かず。
「我が家のお稲荷さま。」も最終回を迎えた気配の無いまま刊行ストップ中。
「E.a.G.」は未読ですが、そちらもシリーズ物としてカウントされているようです。

今月(2009年1月)単発作品である「プシュケの涙」が発売され、次に出てくるのはどのシリーズでしょうか。
本作「ぜふぁがるど」も張られた伏線が気になりますが、個人的には「我が家のお稲荷さま。」が読みたいです。





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