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打撃女医サオリ 1 矢上裕

2009年01月07日 22:22

打撃女医サオリ_1

「愛してるわ」
「だからお願い」
「一発殴(や)らせて」

白衣の女が金属バットで襲い来る猟奇漫画「打撃女医サオリ」を御紹介。

看護士免許を取得したばかりの成年・二宮直人は、就活中であった。
草野球でボロ負けし、帰りに女医に襲われるというアクシデントはあったものの、立派な医師の下につきたいと意欲満々、だるい体を押して面接へ向かう。
その途中、路駐車両を金属バットで殴打する女医と遭遇。慌てて逃げ出すが、突如激痛に襲われしゃがみ込んでしまう。そこへ、バットを持ったままユラリと近づく女医。
彼女のフルスイングが直人を吹き飛ばし、着地点のビルは半壊。しかし、打たれた本人はぴんぴん、むしろ体調が良くなっている。

女医の名前は坂上沙織。患部を叩いた衝撃波で病を治す、打撃療法の使い手であった。
断じて回復打撃ではない。バットだって滅菌済だ。
直人の尿管結石を治した後、沙織は自分の下で看護士として働くよう、直人を勧誘する。
こうして、打つ者・沙織と打たれる者・直人は出会ったのであった。

因みに沙織は単に金属バットで殴るのが好きな変態でもある。
変態である。

以上、1話あらすじ。
活きの良いギャグ漫画です。


起承転結と伏線回収の上手さは流石の領域。ベテランです。
そして暴れまわる個性的なキャラクター達。
打撃女医・坂上沙織はもちろんの事、ヤクザ(に一撃)、引き篭もり(に一撃)、黒ヒョウ(とは格闘)、野球少女(もぶっ飛ばし)、電波少女(もかっ飛ばす)。最後に何故か松岡修造。

「このひと振りは唯一無二のひと振りなり」

なんで松岡修造(の、そっくりさんの町岡シューゾー)。連載時期に活躍してたとか?


打って直すと聞けば前作「ヒッカツ!」を思い出すところですが、馬鹿だが真面目な前作主人公・ショータと異なり、今作の打撃療法の使い手・坂上沙織は優秀だが無表情で変態。
無機物有機物を問わず、悪いところを叩いて治す点は同じ。ですが、世のため人のために必活の技を極めんとするショータと違い、沙織は既に打ち所を心得ています。また、単純に「バットで殴る」ことに快楽を感じており、被害者筆頭の直人をペット扱い。殴られる事に慣れ始めると「つまらない」と言って別の看護士を雇おうかと思案、即日雇い入れる始末。
サディストここに極まれり。

「愛してるわ」

S的に。彼女の愛は本物ですよ(Sとして)。

若干打たれ慣れてきて吹っ飛ばされても動じなくなってきた直人。このまま飽きられ捨てられてしまうのか、その前に打撃看護士として打ち治す快感に目覚めてしまうのか。
気持ちを込めて素振りをしつつ、次巻に期待。





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