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バクマン。 1 原作 大場つぐみ/漫画 小畑健

2009年01月06日 23:19

バクマン_1

ロマンチックな馬鹿が加速して漫画を描き始める漫画、「バクマン。」1巻の発売です。
大ヒット作「DEATH NOTE」の大場・小畑コンビが送る最新作。期待せずにはいられません。
原作者・大場つぐみ氏曰く「比較的地味な内容になると思う」とのたまう題材ですが、その内容たるや、熱い魂を感じさせます。「吼えろペン」とは別ベクトルで。

ギャグ漫画家・川口たろうを叔父に持つ真城最高(サイコー)は、売れない漫画家だった叔父を自殺したものと思い込んでいた。絵が得意で漫画家の叔父を尊敬していたサイコーはそれ以来、周囲に流される良い子として生きてきた。
しかし、ある日想い人である亜豆美保を写生したノートを教室に忘れてしまい、あろうことかクラスの秀才・高木秋人(シュージン)にノートを奪われてしまう。
ノートを返す条件としてシュージンが提示したものは、「自分と組んで漫画家になること」。
岸辺露伴

叔父の件もあり、即決速攻のサイコー。

しかし、執拗なシュージンの勧誘と持ち前のロマンチスト回路が暴走し、亜豆の目の前で「漫画家になる」と宣言、更に「アニメ化した暁には結婚」の約束も取り付ける。
而して、サイコーの漫画家になるための道が始まったのであった。


結婚を請うた後の間抜け面はなんだろ、これ。
その後の「中3にして……」の下りは、もう顔がウサビッチのプーチンにしか見えない。

漫画を題材にした本作、デザインはやはり漫画関連。裏表紙やサブタイトルのアイコンに描かれた作画道具の数々はもちろんの事、表紙の絵も漫画原稿用紙に描かれた風を装うため、タチキリ線を飛び越えたトンボの部分(メモリ書いてあるとこ)までがカバー端に描かれています。
また、話数のカウント単位は○○ページ(そういえば「DEATH NOTE」でもカウントはPageでしたね)。

また、単行本のオマケとして大場つぐみ氏及び小畑健氏のネームが公開されました。
この大場つぐみ氏のネームから、「大場つぐみ=ガモウひろし」の説が濃厚となりました。
昔から展開されていた説ですし、わたし自身もそうであると思っているので、以後「大場つぐみ=ガモウひろし」として話を続けます。

ネームを見て気になった点は、
1.ガモウ大場氏のネーム
2.小畑氏のネーム
3.原稿執筆
の順で作品が作られている事。

原作者付きというと、
1.原作者の文章(小説と言うか、台本)
2.漫画家のネーム
3.原稿執筆
の順が一般的かと思うのですが、大場・小畑コンビは両者共に漫画家であるため、原作者ネーム→作画者ネーム→作画の順になるのですね。
作中で述べられている「あしたのジョー」の原作者・梶原一騎氏や、前に紹介した「百目の騎士」の原作者・小池倫太郎氏などは文章で原作を書くタイプです。

そこで作中の原作担当・シュージンはどうかというと、文章が多く大雑把な構図ながらも、一応、ネームでの原作です。サイコーに「ネームを描け」と指摘されている面もあるでしょうが、普通は文章原作から始めると思うのですよ。絵を描かない人はまずネームの構図が浮かばないので。コマ割りでのページの計算も出来ないし。偏見ですかね?


しかし、製作現場が読めるのは面白いですね。プロジェクトXでは無いけれど、現場の裏側が覗ける楽しさがあります。
今巻ではまだ出てきませんが、サイコー・シュージンに対応するジャンプ編集部自体の好感度が上がっている気がします。事実、中高生の持込が増えているとの話も聞きますし。

次巻、いよいよジャンプ編集部へ殴り込み持ち込みです。叔父のガモウひろし川口たろうが乗り移ってまで語った駄目編集がつくのか、感動話に出てきた鳥島元編集長良い編集がつくのか。
名前だけ出たライバル・新妻エイジの登場に身構えつつ、次巻に期待。





2008/01/08 「バクマン。」のネーム原作について詳しい記事がありましたのでトラックバック追加。
竹熊健太郎氏の「たけくまメモ」。漫画原作の経験談を交えた興味深い記事です。


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