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絶対可憐チルドレン 15 椎名高志

2008年12月21日 23:27

絶対可憐チルドレン_15

日曜朝のアニメも絶好調放映中、「絶対可憐チルドレン」15巻の発売です。

同氏の著作「GS美神 極楽大作戦!!」以来の巻数2桁を超える長編作。
エスパーとノーマルという二極化した図式。
政府の組織「B.A.B.E.L.」、超能力者だけの味方「P.A.N.D.R.A.」、犯罪組織「黒い幽霊(ブラック・ファントム)」の三つ巴。
仲間も敵も増え続け、広がる絶チルの世界観は収まるところを知りません。
(ところで「普通の人々」はどこへ行ったのやら)

最近では扉絵の変わりに4コマ漫画2本が載せられ一粒で二度おいしい作りになっています。
本編も面白いですが、4コマ漫画も面白い。たまに4コマの方が楽しみなときがあります。4コマスペシャルの回もあるし。

絶望した! 本編より面白い扉4コマに絶望した!!

いや、本編ももちろん面白いですよ。


今巻は前巻から引き続きブラック・ファントムの洗脳エスパー・パティ・クルーとの戦い。
任務中の暴走により脳に負荷を受け、留守番を言いつけられていた薫。そこへ現れたパンドラの澪、カズラ、カガリ、紅葉、桃太郎に連れ出され、ブラック・ファントムのパティ相手に共闘します。
リミッターの新機能・ブーストモードを使い何とかパティを退けるが、葵と紫穂が不在のため出力が足りず、ブラック・ファントムの自滅プログラムを消しきれずにいた。
兵部の思惑と異なり完全勝利とはいかなかったものの、パンドラの面々に女王・薫の力を認めさせることには成功し、その布石は着々と進んでいる。

そしてもう1編、「記憶強盗」と称されるエスパーに襲われ、倒れてしまう皆本。
兵部の治療によりすぐに眼を覚ますが、敵である兵部がただで皆本を治す訳がなく、10年分の記憶を失い、さらに子供の姿になってしまう(ただし幻覚。実際は大人のまま)。さらにチルドレン達の同級生として通学できるように学校の皆の記憶が操作され、僅かな時間とはいえ小学生をやり直す事が出来た。
しかし、その楽しい時間こそが兵部の罠であり、皆本に「もう一度、子供の時代からやり直させてやる」と甘い誘惑を囁かれる。

過去に裏切られた経験からノーマルに恨みを抱く兵部ですが、根っからの悪ではなく、彼なりにエスパーの未来を憂い、より良い方向へ導こうと努力しています。また、是が非でも己の手で野望を叶える、といった執着はなく、後続の成長を促し、素直に後を任せようとする潔さもあります。
彼がエスパーにのみ固執する事を辞め、バベルないし不二子に協力してくれれば物語がHAPPY ENDに向かうのは固いと思われます。が、もちろんそのためにはノーマル側の受け入れ態勢が必要なわけで、世の中から偏見を無くす難しさは過去と現実に例を見る通り。一筋縄では行きますまい。


さて、物語は本巻で一区切り。チルドレン達の小学生時代が卒業を迎え、遂に次巻からは中学生となります。巻末オマケ漫画では久しぶりに絵本を読んであげる皆本。「白鳥の湖」を題材に、成長しお別れを告げるチルドレン達に本気で涙ぐむ親馬鹿1人。
桐壺局長だけかと思いきや、十分に過保護な皆本でした。

日々成長するチルドレン達を親心で見守りつつ、次巻に期待。





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