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鉄鍋のジャン!R頂上作戦 9 西条真二

2008年12月08日 23:59

鉄鍋のジャンR_9

最低料理人が作る最高の料理。罵詈雑言を重ねる舌は極上の味を知り、悪知恵の働く脳には食に関するあらゆる知識と奇抜な知恵が詰まっている。
週刊少年チャンピオン本誌では既に連載終了してしまった「鉄鍋のジャン!R」9巻の発売です。

五番町飯店のカンフル剤となるべく本場の回鍋肉(ホイコーロー)を作ってみせるジャンの元へ現れたのは、湯水グループからの刺客である伍行壊・蟇目檀・尾藤リュウジの3人。彼らは子豚丸々一匹使い一物全体の理念にかなった回鍋肉、米を野菜の一種と捉え用いた回鍋肉、豚の脳みそにキノコのXO醤で香り付けした回鍋肉と、それぞれ個性的な料理を出す。
それを一笑に付したジャンは「地球的拡大解釈」とのたまう全く新しい回鍋肉で彼らを迎え撃とうとしていた。

と、いう前巻からの流れで始まる第9巻。
ジャンが語る「地球的拡大解釈」の回鍋肉、覇王の回鍋肉のお披露目です。


ジャンがメインの材料として選んだのは「ラクダのコブ」。
回鍋とは「一度茹でるか蒸すかした食材をもう一度鍋に戻して調理する」こと。ならば肉は豚肉でなくとも良い、という解釈。
また、癖があり味の乗りにくいラクダのコブに味をつけるため、更に癖のある匂いの冬菜(ドンツァイ)を重ねて使う。癖のある食材を組み合わせてお互いの短所を補い合い、長所を伸ばしあう事で食べやすい一品に仕上げたジャン。

しかし、回鍋肉は家庭料理であることから、余りに馴染みの無いジャンの料理は受け入れられず、米を使った蟇目の回鍋肉が優勢となる。
そして、ここまではウォーミングアップと、新たな課題が提出された。
湯水スグルが出した課題は「フカヒレ料理」。さらにそこへ現れたスグルの取引相手・経同盟が「材料費千円」という括りをつける。
果たして彼らは「千円のフカヒレ料理」などという論外の課題を乗り越えられるか。

因みに横浜の中華街ではフカヒレ饅が五百円で売ってますが、彼らが求めているのは「高級な」フカヒレ料理。饅頭なんて以ての外だそうで。
ちゃんとしたフカヒレ料理ってそんなに高いのか。基準が分からない。庶民ですまん。


しかし、いけ好かない経同盟の面々。そんな彼らにも悪辣非道なジャンはやってくれました。熱気の充満する調理場で暑さにやられた経同盟諸君にコーラを振舞うジャン。
どっこい、サービス精神から出た行為のわけがなく、砕いたラムネを混ぜて作った氷を使用していた。氷が解けるか砕けるかすると、ラムネがコーラと混ざり炭酸が爆発して吹き出るラムネガイザー(メントスを炭酸飲料に入れて炭酸を噴出させる現象のラムネ版)。
息も吐かせぬ悪魔の所業は健在です。

審査員からの心象最悪で始まった「千円フカヒレ」勝負。しかし、審査員の心象が悪い事は毎度の事(それが自業自得なのも含めて)。一筋縄ではいかない料理人たちの4つ巴が本格的に幕を開けたのであった。


冒頭でも述べましたが、残念ながら本誌では連載終了です。
掲載順は常に雑誌の後ろの方でしたからねぇ。ジャンプの掲載順とは異なるものの、ひょっとしたらという予感はありました。
残念。実に残念。

もう一回復活しないかな~と淡い期待を持ちつつ、最終巻に期待。





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