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SOUL EATER 13 大久保篤

2008年10月26日 23:22

ソウルイーター

夕方のアニメが絶好調、深夜のLATE SHOWが超迷走中の「SOUL EATER」も遂に13巻。魔女アラクネとの戦いで物語も盛り上がっております。

「ソウルイーター」の主要人部は3組。
(ネタバレあるよ)

最もメインなのは最初から純粋にデスサイズを目指す職人・マカ=アルバーンと魔武器・ソウル=イーター(カマ)のコンビ。特にマカは優秀な職人である母と最強の武器・デスサイズである父を持つサラブレッド。黒血と狂気に彩られたソウルの精神状態を正気の淵へと留め、2人で一緒に強くなろうと心を通わせ合うベストコンビ。
でも13巻ではほとんど出番なし。

続くは俺様最強で目立つ事第一の職人・ブラック☆スターと魔武器・中務椿(暗器)のコンビ。自己主張の強いブラック☆スターを椿が包み込むように受け入れる事でバランスを取っている二人だが、ブラック☆スターも椿を思いやり見守る信頼関係の取れたコンビ。元々は自分を認められたいという自己主張のために最強で最高に目立つ自分を目指し、一時期鬼神の道に踏み込もうとしていたブラック☆スターだが、椿の実家にて中務家の無念を晴らし武の極みを目指すと約束する。
BREW争奪戦以降のスランプからようやくの脱出。ここからがブラック☆スターの真骨頂発揮。

そして最後に最強トリオ、死神の息子・デス・ザ・キッドと魔武器・リズ/パティのトンプソン姉妹(二丁拳銃)。お互いがお互いを尊敬しあうバランスの取れた関係で、主要3組の中でも飛び抜けた存在。ただし、キッドの几帳面さと馬鹿姉妹の能天気さで他2組に劣るとも勝らない感がある少々残念な組。
今回は不死の狼男・フリーと共闘しアラクノフォビア大幹部の一人・モスキートと争う。


13巻の主題は以下の3本。
・復活のブラック☆スター(序)
・オックス君とキム(魔女の死武専生)の決着
・キッド&フリーVSモスキート(序)

弱い心が招く鬼神の道への誘惑を跳ね除け、武の道を歩む覚悟を決めたブラック☆スター。アラクノフォビア本拠地にて三度目のミフネとの対戦。
眼に星を宿したブラック☆スターに対し、本気の無限一刀流で立ちはだかるミフネ。部の道の遥か先に居るミフネを超えて先へ行くと宣言するブラック☆スター。
果たしてブラック☆スターはミフネを超えられるのか。
今回は決着の前にザッピングして場面が変わったため結果は先送り。

一方、前巻でキムに腹をぶっ刺されたオックス君。
スパイ容疑をかけられ、アラクノフォビアの道徳操作機で悪意に染められた職人・キム・ディールと魔武器・ジャクリーン・オー・ランタン・デュプレ(ランプ)。
オックス君のピンチにハーバーがキムを刺し返すが、魔法により復活。
常日頃からキムを天使と評していたオックス君だが、今回それが真実であったと再確認。
というか、キムの魅力爆発。
魔女はその能力に対応した生き物の化身となっているが、キムの場合のそれは「再生を司るタヌキ」。それを告げるときの上半身を乗り出しお尻を突き出したポーズの可愛いこと。しかもふくよかなタヌキの尻尾つき。
はー、オックス君は人を見る目がありますね。

好きです

なるほど、タヌキ娘。命を欠ける価値のある愛らしさだ。
今の今まで狐の尻尾こそ最高と判じていましたが、タヌキもなかなか。
そんな自分のフェチ心にストライクでした。

さて、タヌキ娘を堪能したところでメインディッシュのキッド戦へ進みましょう。
死神の息子と不死の狼男との共闘にさしものモスキートも苦戦を強いられ、BREW争奪戦では見られなかった「二百年前の姿」に戻ります。

「二百年前の姿… それすなわち…
 私が一番速くて鼻だった時代だ」

何言ってんだこのじじい。
速いのはまあ、分かるわけで。虫みたいな姿で四肢も瞬発力の高そうな形状に変化し、確かに鼻もかつてないスケールまで巨大化したわけですが。
自己評価で「鼻」なんて言葉使わないだろう。
出オチのじい様は2人の協力技によりあっさり仕留められてしまいます。
そして現れる第3形態、「四百年前の姿」。

「なんかつまらん形になった」
「前の方が強そうだったな」

と、第3形態フリーザに対する評価のような台詞を口にするトンプソン姉妹。
だがその力は本物。"蚊"から"吸血鬼"へと変貌を遂げたモスキートに対し、キッドもフリーも一撃で倒れてしまう。

いいところで終了となりましたが、次巻予告を見ればキッドが新たな力に覚醒する予感、彼のコンプレックスである頭の三本線のうち、真ん中の一本がシンメトリーになろうとしています。
なんだかわくわくする展開。次巻も目が離せません。


しっかし、巻末のオマケ漫画、酷いな……。
「目の病んだカッパ」って……。





コメント

  1. まーぶる | URL | LrHrmgjo

    ブラックスター&椿のペアは最強だと再認識しつつ、オックス君のかっこよさに心をうたれるその一方で、ハーバー君の容赦のなさに若干引き、魔道具兵のやっつけなデザインとモスキートの200年前がただのやっつけキャラだったことに涙し、キッドのヘタレを再認識し、そして彼のガン=カタの戦闘スタイルのかっこよさも再認識したと思ったら、200年前よりも絶対に速くなってる400年前の強さを見て、さらに200年前の姿が可哀相思えた13巻でしたね。あつし屋がどんどん暴走してきていい感じです(笑)あれほんとうに怒られそう…

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