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「リューシカ リューシカ じぶんにしかわからないセカイ」 リューシカ・リューシカ 1~2 安倍吉俊

2011年05月29日 15:01

リューシカ・リューシカ_1リューシカ・リューシカ_2

空想少女・リューシカの世界は謎や陰謀や事件で溢れた奇想天外・危機一髪な毎日。
なんてことのない日常も彼女にとっては大冒険。

広がる想像、果てしない空想「リューシカ・リューシカ」1~2巻の感想です。

なんと本作はフルカラーです! こいつはスゲェや。
もともとは同人誌として発表されていた作品(四冊くらい?)ですが、今ではガンガンONLINEで無料配信されている商業作品です。ゴイスー!

作者の安倍吉俊先生と言えば、「NieA_7(アンテナの生えた宇宙人の話)」や「灰羽連盟(死後の世界の話)」などの作品で有名なイラストレーターさんです。

わたしが初めて触れたのはWOWOWにて放送されていた「NieA_7」のアニメでしたが、その後漫画化され単行本として刊行された同作を読んだ時は"糞先生"なるウンコと安倍先生との対談が収録されており、「あーいたたたた」とデコを叩いたものでした。
その糞先生、本作でも巻末に出てきて安倍先生と対談しています。なんでも彼は「安倍先生がクソ野郎だと思う人物の集合体」だそうで、今後も度々私達の前に姿を現すこととなるでしょう。

以下、感想です。
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「――さみしかったんだ。たぶん、ずっと」 ぽてまよ 全5巻 御形屋はるか

2011年05月23日 22:16

ぽてまよ_1ポテマヨ_5

突然冷蔵庫から出てきた不思議生物との共同生活。

ごく普通の恋愛中心ギャグマンガ(?)「ぽてまよ」全5巻の感想です。

御形屋先生は乙女チックなかわいい絵柄で時折BLに走る油断のならない作家さんですが、本作でもそういった描写がちょこちょこ。

2007年にアニメも放映されたのでご存じの方も多いと思います。
オープニングソングの「片道きゃっちぼーる」は中毒性の高い曲でリピートして聞いていました。




では曲を聴いて懐かしくなってきたところで、以下感想です。
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「俺は自らの意志で大悪人になるのだ……!!」 黒薔薇のサブロ 原作 小池倫太郎/漫画 内藤隆

2011年05月16日 22:24

黒薔薇のサブロ

生まれながらに右目は潰れ、左腕は枯れ木のような醜さ。土台これでは二枚目は張れぬ。
ならばいっそと自ら歩む大悪党の道。地獄の門をいざ叩かん。

宇宙戦争を舞台とした戦国ダークファンタジー「黒薔薇のサブロ」全1巻の感想です。

本作と世界観を共有する作品「百目の騎士」の感想はこちらから。

本作はシェイクスピア作の史劇「リチャード三世」を下敷きとした物語です。
ですがそれよりも重要なのは、本作が「百目の騎士」と世界観を同じくしている作品である、ということです。
「百目の騎士」は残念ながら掲載誌の休刊により未完のまま、現在2巻までで中断していますが、思わぬ形で関連作にお目にかかることが出来ました。
時系列的には「百目の騎士」より800年ほど過去の物語であり、「百目の騎士」で語られていた百目将軍も登場します。


以下、感想です。
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「母を訪ねて……」 うさぎドロップ 5~8 宇仁田ゆみ

2011年05月13日 22:18

うさぎドロップ_5うさぎドロップ_8

河内大吉に引き取られて十年。
少女だった鹿賀りんは立派な女子高生に育っていた。

恋愛と、家族と、ルーツを求めた少女の成長物語「うさぎドロップ」5~8巻の感想です。

1~4巻の感想はこちらから。

なお、本作は雑誌・フィール・ヤングでは既に完結しており、最終巻となる9巻は今年の7月28日に発売となります。また、今後は同誌上で番外編を描いていくとのこと。誰の物語がピックアップされて描かれるのか、非常に楽しみです。

以下、感想です。
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「これも親バカってことなのかね」 うさぎドロップ 1~4 宇仁田ゆみ

2011年05月10日 22:13

うさぎドロップ_1うさぎドロップ_4

祖父の隠し子を引き取って、男一匹・河内大吉、子育て人生の始まりである。

三十男の子育て奮闘記「うさぎドロップ」1~4巻の感想です。

松山ケンイチ主演、芦田愛菜が子役出演の映画が8月に公開されるということで何かと話題に上る「うさぎドロップ」。ちなみに映画に先駆けて7月から「ノイタミナ」枠でのアニメ放送も決定しています。

現在原作コミックスは8巻まで発売されていますが、今回はそのうちの4巻までの感想です。
というのも、本作は4巻までと5巻以降で話ががらっと変わってくるためです。

1~4巻までは主人公・河内大吉が祖父の隠し子である鹿賀りん(6歳)を引き取り、馴れない子育てに悪戦苦闘する話。
そして5巻以降は打って変わって、10年後。成長したりん(16歳)が恋愛のこと、家族のことなどから自分自身に向き合っていく成長物語。

以下、感想です。
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「メガネ先生はウンコ」 観測者タマミ 全3巻 井田ヒロト

2011年05月06日 21:19

観測者タマミ_1観測者タマミ_3

華光院征一郎は目立つ事はないが顔が広く温厚篤実、品行方正で信望篤く、男女問わず友達も多い。
――と、思われるように行動してきたが、そんな人間は本当は存在しないのだ。

底辺を生きる人間が人を騙して這い上がる、極貧詐欺師の成り上がり譚「観測者タマミ」全3巻の感想です。

人を騙す事、それは人と人との心理戦。
そういった戦いを題材にしてヒットした漫画といえば「DEATH NOTE」や「カイジシリーズ」、「LIAR GAME」などの有名どころがあります。

本作もそんな心理戦を題材とした作品なのですが、巻数は3巻完結と短め。面白かったのですが、やはりこういう作品はネタ出しが難しいご様子。シリアスな作品なのにギャグパートも多用されているのはアイデア捻出に疲れたためでしょうか。それともこれって本質はコメディ?

以下、感想です。
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「とても人に読ませられるようなものではないのです」 小説家の作り方 野崎まど

2011年05月02日 22:12

小説家の作り方

「私は、この世で一番面白い小説のアイデアを閃いてしまったのです。」


そう語る女性、紫依代は、しかしながら一度も小説を書いたことがないという。
お世辞にも売れているとは言えない小説家・物実はアルバイトとして彼女に小説の書き方を指南していくのだが――。

結末は冒頭で物実自身が述べている。
事実は小説より奇なり。

野崎まど先生の四作目「小説家の作り方」の感想です。

そのタイトルから、かつて大江健三郎先生が記された自伝「私という小説家の作り方」を思い起こす方もいらっしゃるでしょうが、全くの別物です。
小説を書くための指南書ではなく、小説家となった作者の自伝でもなく、本作はあくまでミステリー小説です。


この作品を読んで思い出したのは、野崎先生の一作目「[映]アムリタ」でした。
そちらは天才ありきの話。
舞台は映画サークル『キネマ・マグラ』。サークルの目的は「素晴らしい映画を作る」こと。
そしてそのサークルの一員である天才・最原最早は恣意的にすばらしい映画を作る事が出来、更にその映画を使って「なんでも出来る」のでありました。

本作はその「[映]アムリタ」と似通った部分が多々見受けられました。舞台も登場人物も全く異なるのですが、それでも「対」となった作品であるかのように感じられるのです。


以下、感想です。
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