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ゼロの使い魔 15 <忘却の夢迷宮> ヤマグチノボル

2008年09月26日 23:58

さて、突然ですが、皆さんはあとがきを読む派? 読まない派?
私は読みます。
作者の姿が見えるようで、本との距離が縮まるような気がするのです。なので、単に謝辞を述べるだけのあとがきよりも、作者近況とかを書いてくれる人が好き。

で、今回はヤマグチノボル氏の代表作、ゼロの使い魔最新刊を買ってみたわけですが。
あり、何か雰囲気違うな~、と思って手にとって見たら、おまけでDVDついてた。
ああ、特装版か。
見れば普通のやつも平積みしてありますわい。
丁度他の本も色々買うつもりだったので、特装版買っちゃってもいいかな、なんて買っちまったわけですが。
面白かったなー、と思って作者あとがきを見てみますと。

……あれ、このあとがき、特装版用だな。

こういう時って、どうなんだろね。同じ本なのにオチだけ違うから「すわ、2冊目購入か!?」みたいなこの気持ち。小説本編の終わり方が違うならともかく、あとがきが違うだけでこういう気持ちになる人、どれくらいいるんだろうか。共感持てる人、挙手。
流石に買いませんけどね。現実的には、古本屋で見かけた時にちょっと立ち読み、てとこか。

特装版はカバーの背面がいつものグリーン一色ではなくイラストになってたり、めくるとイラストレーター兎塚エイジさんのイラスト&コメントになってたりと、いつもと違って新鮮な感じ。
DVDの内容はアニメ第一話らしいんでまだ見てないけど、「限定版」なんてのが好きな性質なのでちと高くても概ね満足。


さて、本編はと言いますと、続きものの感想書こうとすると、どうしても前巻以前のネタバレになってしまうわけで。

えー、まあ、なんだ。
タバサに萌える巻でした。

青い髪の少女・タバサが桃色になって赤く染まって、最終的にブラックタバサになってしまう話。
ははぁ、この娘、頭がいいな!

しっかしまあ、やけにあっさりと――でしたね。
てっきりわたしゃ、胸にルーンの伝説もびびる化け物はティファニアの使い魔になるものとばかり思ってたんですがね。これで分からなくなりました。8巻以降ハブられてたワルド子爵がティファニアの使い魔化して劇的復活を遂げるものと信じていたのに……。

あと、最近大物感が出てきたヘタレ貴族・ギーシュ。今回はマルコリヌより目立たなかった。
ああいうヘタレがたまに見せる漢義ってやつが好きなんだけど。
それも含めて、次巻に期待。



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リトルジャンパー 全7巻 高田裕三

2008年09月26日 00:22

時をかける少年、完結です。

著者の作で有名なのはヤングマガジンで連載してた3x3EYESですが、アフタヌーン連載作である本書はどれだけの方がご存知でしょう。
意外とマイナー。知らない人は全く知らない。なんてもったいない!

面白かったよ!
リトルジャンパー面白かったよー!
山登って叫びたいね!

空から落ちてきた女の子は未来から来た娘でした。
やりたいことの見つからない主人公・一ノ瀬弘樹はそのインパクトにグッと来た。
一方、お父さん大嫌いと宣う千毬は、難病の母を助けるために十七年後の未来から来たのでした。
ところがどっこい、母親の本名も旧姓も実家の住所も知らない千毬は勢いタイムジャンプしてきた過去で立ち往生してしまう。
馬鹿は一ノ瀬家の遺伝なのだ。
果たして千毬は母親を見つけ出し助けることができるのか!?
下心一杯の弘樹と共に、千毬は母親探しに東奔西走するのであった。

以上、1巻あらすじ。

大きく分けると以下の3章構成。
 1-3(中盤)巻が現代編
 3(後半)-5巻が未来編
 6-7巻がミッシング・ゼロ編

始めは流されるままの優柔不断な馬鹿、一ノ瀬弘樹が捕らわれたり逃げ出したり巻き込まれたり死ぬのが怖くてやっぱり逃げたりヤンデレに愛されたり娘に嫌われたくなくて逃げようとしてしくじったり勘違いしたりする成長の物語。
・・・間違えました。成長してなかった。

絵面で見ると1巻と7巻じゃ大分りりしさが違うわけですが、それもそのはず。彼は生まれ変わったのです。
立派な親馬鹿として!
娘大好き!

わー、こいつは大変な変態だ。

面白いのに何故かマイナーな本作、「完結したし、読んでみようかな」って人もいるだろうし、今は多くを語りますまい。
また今度、1-7巻じっくり読み返した後でレビューを書くとしましょう。

お父さんは弱くて意気地もないけれど、愛する娘のためならがんばれるのだ。
そういう当たり前の強さを教えてくれる話。

続きはまた今度!