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「副題は『子供』。子供達から見た大人」 惑星のさみだれ 7 水上悟志

2009年05月01日 23:59

惑星のさみだれ_7

表紙は副題である「子供」に相応しい組み合わせ、鶏の騎士・星川昴、亀の騎士・月代雪待、フクロウの騎士・茜太陽の少年少女3人組み。
九体目の泥人形・ボエドロミオンを打ち倒し、残るは3神骸と呼ばれる特別強力な泥人形。
冒頭よりフルカラーにて今までのあらすじ(トカゲの寝言)が語られる「惑星のさみだれ」7巻の発売です。

1~5巻の感想はこちらから。
6巻の感想はこちらから。

相変わらずトカゲがキモい本作ですが、そこをぶっちぎって注目を集めるのは著者近影でのコメント。
著者近影はいつも通りの、泥人形の頭部で始まる寸劇なのですが、コメントの方がビックリ。1年間幽体離脱の練習って、何を目指しているんだ水上悟志氏は。
え、3千万の借金って何のこと?

本当なんだかネタなんだか。
家でも買ったのかな。
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戦国妖孤 2 水上悟志

2009年02月18日 23:00

戦国妖孤_2

人間嫌いの人間が、人間好きの妖狐に連れられ世直しの旅をする戦国時代劇。冒頭から人との関わり合いについて悩む姿が描かれている「戦国妖孤」2巻の発売です。

1巻の感想はこちらから。

1巻から僅か4ヶ月での2巻刊行。早いですね。しかしながら貯蓄分も単行本に収録されているため、今度からは半年1冊年2冊のペースになると思われます。1巻6話収録だから。
前巻で青年1人改造少女1人を拾ったたま一家。今ではすっかり4人家族。
お父さん・たま、お母さん・迅火、バカ息子・真介に出来た娘・灼岩。捨て犬拾って「捨ててらっしゃい」なんて一コマもあり、懐いたものです。犬は拾ってないけど。

他の水上作品とのリンクが面白い本作、今巻でも見知った名前が登場します。
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サイコスタッフ 水上悟志

2008年12月16日 23:30

サイコスタッフ

宇宙の軍人少女と地球の超能力少年が出会うとき、物語が始まる。
神代の力「サイコスタッフ」をご紹介。

受験生である柊光一は、ある日ラブレターを受け取り、放課後の体育館裏へ向かう。
手紙の差出人は桜木梅子。その可愛らしい容姿に胸ときめかせる光一。
しかし、そこに待っていたのはドキドキわくわくの告白タイムではなく、「惑星ルルイエの宇宙軍超能力部隊にスカウトに来ました」という電波の効いた一言。
彼女は光一を50億人に1人の超能力者、自らを宇宙軍の軍人と語る。
そして大学受験を目前に控えた光一は、眩暈を覚えた。

恋愛物です。「1話1パンチラ」なる裏テーマを持つ紛う事なきラブコメです。

「あんたを私に惚れさせる!!」

男らしく宣言したヒロイン・桜木梅子。
あんたにゃ勝てません。
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戦国妖孤 1 水上悟志

2008年11月01日 23:13

戦国妖孤

ついこの間「惑星のさみだれ」6巻のレビューをしましたが、同じ作者が月刊コミックブレードにて掛け持ち連載中の「戦国妖孤」1巻がいつの間にか出てました。
おぅ、気付いてなかった!
雑誌連載1回目を読んだ後単行本待ちしていた作品なのですが、その後何の情報も仕入れてなかったのでスルーしてしまうところでした。
まだまだ書店に置いてあるので買い逃した方、水上悟志ファンの方は探してみては?

タイトル通り、戦国時代の話。闇(かたわら)の中でも"障怪(さわり)"と呼ばれる悪逆非道を断つ、勧善懲悪モノ。少年漫画と呼ぶに相応しいバトル漫画です。

すまん、ウソや。

戦国モノなのはタイトル通り。ただし水上悟志作品らしくちょいちょい捻くれた作品。「惑星のさみだれ」よりは「散人左道」や「百鬼町シリーズ」に近い雰囲気です。
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惑星のさみだれ 6 水上悟志

2008年10月29日 21:20

惑星のさみだれ

熱い少年漫画「惑星のさみだれ」第6巻が発売されました。
獣の騎士団も姫と十二人の騎士たちが揃い、幻獣の三騎士の内ユニコーンの力を得、倒した泥人形の数は8。全十二体のアニムスの泥人形の内3分の2を撃退し、戦いはいよいよ後半戦へ。

既巻(1~5)の感想はこちらでどうぞ。

突如現れた一つ目の怪物。その名は泥人形。宇宙を滅ぼし全知全能の存在になろうとする魔法使い・アニムスの作り出した恐るべき怪物だ。
何の説明もなく現れた泥人形だが、2巻でサザエさんのタマよろしくそいつのド頭かち割って現れたのはなんとトカゲ。彼こそはトカゲの騎士・ノイ=クレザント。しかし続く3巻ではカラスの騎士・ムーに連れ去られそうになる。4巻ではトカゲ拉致事件を未然に防ぐべく黒猫の騎士・クー=リッターの助けが入るものの、健闘むなしく5巻ではネズミの騎士・ランス=リュミエールの目の前で連れ去られてしまうのであった。
泥人形の頭上で繰り広げられる悲劇はこの先一体どうなってしまうのか!?

何言ってるか分かんなかったら"著者近影"という言葉を覚えておこう。
冒頭から余談になってしまったが、ついでに言っておくと6巻の目次欄はトカゲがキモい。
キモい


じゃ、ネタバレ感想始めます。
読んでない人とかネタバレ嫌いな人なんかは、ちょっと待っている間にブラウザを閉じるか読み飛ばしてくださいませ。

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惑星のさみだれ 1~5 水上悟志

2008年10月07日 21:38

みなまで言うな。知ってる奴だけ手を挙げろ!
今月末10月29日に待望の第6巻が発売されるのが本作、姫と十二の騎士達の物語「惑星のさみだれ」だ!
現在ヤングキングアワーズにて絶賛連載中。

主人公は雨宮夕日。メガネの大学生。
寝起きにトカゲから「世界を悪い魔法使いから救うため力を貸して欲しい」を頼まれ、窓から投げ捨てた。その日から彼はトカゲの戦士として世界を守るべく戦うのであった。

いえいえ、水上悟志氏がそんな普通に話を進めるわけがない。

騎士達が守るべき姫・朝日奈さみだれは魔王である。元々病弱な彼女は、ある日精霊アニマから授けられた力により獣の騎士達の"姫"となり、魔法使いアニムスから世界を守るために戦う運命を背負う。しかし、アニムスを倒した後与えられた絶大な力を失い元の病弱な自分に戻ってしまうことを悟る姫は、アニムスより先に愛する世界を滅ぼすと誓った。
そして彼女に飲まれ、共感した夕日は魔王の騎士として忠誠を誓うのであった。


雨宮夕日は壊れている。子供の頃から呪いの鎖に縛られていたためだ。
しらっとした顔で嘘をつくわ、ドッキリイベントを期待してあえて常識の裏を行くわ、無表情で普通と違う選択肢をとる。
親しい人間は作れない。目的のためには容赦がない。道徳観念は非常に薄い。

そんな彼に大きな影響を与えたのは、現在三名。

まずは祖父。息子を殺されたことから夕日に「敵を作るな腹を刺される。味方を作るな背中を刺される。おれもお前も含めて人間は全てクズだ。人と関わるな孤独に暮らせ」と教え込み、破れば鎖で縛り物置に閉じ込めた。祖父の歪んだ愛は10年かけて夕日を壊した。

次にトカゲの騎士・ノイ=クレザント。夕日と運命を共にする彼は常に傍らに居て夕日の話を聞き、なだめ、たしなめ、注意し、良き方へ導こうとする。夕日の祖父が病気で余命いくばくもない折、夕日の「おじいちゃんを助けて」という願いを聞き届け、トラウマを打ち破る手助けをした。
また、魔法使いの作る泥人形との戦いの中、「ヘビの騎士を助けてくれ」と願い、夕日に叶えられてもいる。
お互いがお互いの友であり、ヒーローである。

そして今現在最大の影響を与えているのが、犬の騎士・東雲半月。
彼は夕日の師匠でもある。"風神"の異名を持つ程の格闘技術は夕日に受け継がれ、現在も着々と研ぎ澄まされている。
夕日にとって大人の代表である半月は祖父の呪縛から解き放たれた夕日が初めて"友"と呼んだ人物であり、夕日の中で占めるウェートは大きい。


世界を憎み滅んでしまえと願っていた夕日の心中は、姫と、仲間と、周囲の人間に関わることで世界を愛するように変わる。
けれど目的は変わらない。愛するが故に世界を壊し、姫と共に死を望む。

語りたいことが多すぎて追いつかないほど熱い漫画。

各巻にはそれぞれ副題がついている。
1巻:トカゲの騎士
   雨宮夕日が騎士になる話。
2巻:犬の騎士
   師匠・風神から次の幕へ送られる話。
3巻:獣の騎士団
   魔法使いの登場、そして騎士たちが揃う話。
4巻:指輪の騎士
   騎士達の背景。願いと戦う理由の話。
5巻:精霊
   さみだれ姫と目覚める精霊・アニマの話。

6巻の副題はおそらく、「勇者」。
雑誌連載分を既読の方には納得してもらえるだろう。
当たってるかは月末のお楽しみ。






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