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「最初に嘘をついたのは 私」 ささめきこと 5 いけだたかし

2009年09月25日 22:40

ささめきこと_5

もうすぐアニメも始まりますね。
キャッキャウフフな乙女の祭典「ささめきこと」5巻の発売です。

1,2巻の感想はこちらから。
3巻の感想はこちらから。
4巻の感想はこちらから。

ここ最近シリアス展開が続く中、アケミちゃんこと朱宮正樹が持っていってくれました。
彼のライフはもうゼロです。生きた屍。死んだ目をしてる。
燃え尽きちまったよ……真っ白にな。
付き合うとか振られるとかそんな次元は超えました。
ガチンコです。ガ・チ・ン・コ。

そんなギャグパートを挟みつつ、元女子部現空手部の面々は2年生へ進級。
新しい季節は何故か切ない日々で。
しかし新たな若人も集い、女子部に新入部員が入りました。
これで6人。めでたく団体戦にも参加できます。
けれど新入部員の片割れは空気の読めない暴走娘で……。

波乱の予感、到来。
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「衝撃の事実連発」 ささめきこと 4 いけだたかし

2009年03月24日 22:42

ささめきこと_4

アニメ化も決定し順風満帆の「ささめきこと」最新4巻の発売です。

1,2巻の感想はこちらから。
3巻の感想はこちらから。

今までは巻を重ねる毎に表紙での距離が近くなっていた純夏と風間。今巻では雪降る寒空の下二人の影が一直線に重なり、けれど風間はその顔を見せません。空を見上げて笑顔になる純夏の後ろで、彼女はどのような複雑な表情で付き添っているのでしょう。

風間は可愛い女の子が大好きで、面食いなため浮気性、甘ーい水を目ざとく見つけては、あっちへふらふら、こっちへふらふら。図書委員に素敵な先輩あらば隙を見て告白の機を窺い、ファッション誌に可愛らしい読者モデルあらばすかさず捕らえお友達に、ドイツから天使の留学生あらば謀りて騙しメイド服を着せる。
積極的で欲望に忠実な風間汐。
けれど本当の彼女はトラウマを抱えた臆病な娘でした。
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ささめきこと ③ いけだたかし

2008年10月05日 20:34

昨日に引き続き、「ささめきこと」。
今回こそは3巻のレビューです。
未読の方は昨日の記事から読んでみてください。

なんと今回、我らが主人公・村雨純夏が謎の組織に狙われます。「ヘルシング」のミレニアムを率いる少佐に激似の兄ちゃんは"文化祭でメイド喫茶をやる"ため、障害となる純夏を排除しようとするのです。そして、卑劣にも彼奴めらは「陥れるのは本人でなくとも良い」と、純夏の想い人・風間汐を標的に変えるのでした。
危うし純夏! 危うし風間!
嗚呼、一体彼女達はどうなってしまうのか――

どうもなりませんでした。メイド喫茶もやったよ。
(売り文句は"世にも恐ろしいメイド屋敷")


こうして始まった3巻。
前巻から風間とちょっといい感じになったりして、マジレズ・蓮賀朋絵にも唆され、フォークダンスで告白、なんて淡い期待を持ってしまう純夏。しかし、その期待はドイツから来た天使の登場によって打ち消されます。
天使の名前はシャルロッテ・ミュンヒハウゼン。ふわふわの金髪、碧眼、小柄で人形のように愛くるしい彼女は風間一筋の純夏でさえ転んでしまいそうになるほどの美少女でした。
天使は言います。

「押忍! ヨロシクオネガイシマス」

バリバリの体育会系、格闘派。彼女は「なんで学ランなんですかぁ?」という質問に対し「ヤマトダマシイ!!」と答える空手少女だったのです。

純夏の家に居候し、彼女のことをマイスター(師匠)と呼んで慕うロッテ。
ここに純夏→風間→ロッテの三角関係が成立したのでした。

もちろん基本ギャグ漫画である本作、一筋縄ではいきません。風間がロッテから興味を無くすよう、筋肉ムキムキにしてしまおうと画策する純夏。彼女は「かわいくないから」と言う理由で捨てた空手界に舞い戻り、ロッテを指導します。そして町に溢れる「暴刀村雨」復活の叫び。各地から純夏を倒すべく馳せ参じる猛者達。
風間からロッテを引き離すための行動で、自らが風間とすれ違う羽目に陥るのでした。

と、ギャグはここまで。
空手に対し真摯なロッテのため、純夏は本気で指導します。しかし、雨の日に出かけたロードワークで風邪を引いたロッテは、通学途中で倒れてしまうのでした。そのことについて風間から責められ、追い詰められる純夏。

「あんたにッ! ロッテの何がわかるってのさ!!
 あの子はね 強くなりたいって 私みたいになりたいって言ってくれたんだ! 好きって!! 強くて大きな純夏が好きって!!
 ……ッ ……からッ
 ……私は小さくもカワイクもなれないからッ!!」

心中を風間に吐露し、雨の中駆け去る純夏。

3巻の引きが凄いです。
2人の関係はどうなってしまうのか。妄想が止まない。


そして、最後のおまけページ。
純夏「一ページ余ったって」
風間「じゃあ踊ろ!」
4コマの中でデフォルメキャラ2人のダンス。
本編でフォークダンスが出来なかった分、ラストの締めで果たしたのでした。

続く第4巻は半年後、2009年春発売予定。
待て、次巻!!



ささめきこと 1~3 いけだたかし

2008年10月04日 23:02

「ささめきこと」
連載雑誌コミックALIVEの単行本情報には、その意味を下記としている。
【ささめく:ひそひそ話す。ささやく。ひそかに噂する】

大きな声ではいえないことを「ささめきこと」と称し、秘めた想い、すなわち「隠した恋心」を指すタイトルとなっている。古典に倣えば本来は男女の睦言に対しての用句であるが、本作では本来のそれと異なり、女同士の恋について「ささめきて」いる。

――私の恋は孤島の花
 人知れず咲き
 人知れず散る

一話冒頭のモノローグ。ここで言う「私の恋」こそ物語の主である「ささめきこと」である。

風間汐は女の子を好きになる同性愛者である。風間が恋をしたのは図書委員の先輩。最初は彼女の字をきれいだと思い、次にその美しい手指に見惚れ、そして恋をした。
ある日、図書委員で遅くなった日、先輩は風間に「好きな人っている?」と問う。期待に胸高鳴る風間だが、先輩がそれを訊いたのは、風間を好きだと言う同級生のためであった。
それは先輩が、好きな男子に「脈無し」と告げられたも同然のこと。故に、先輩は心配する風間の手を泣きながら振り払ってしまう。
そして、風間の恋も終わった。

事の顛末を聞いた風間の友人・村雨純夏は風間を慰め、元気付ける。

私の恋は孤島の花
 咲いて実りのあるじゃなし

望んだ結果とはいえ、好きな相手が傷付くことに胸を痛める純夏。
純夏は彼女の「ささめきこと」のため、涙を流してしまうのであった。

これは村雨純夏の、友人に対する秘めた恋心の話。


でも基本ギャグ漫画。

ところで、「ささめきこと」にはもう1つ、以下の意味がある。
【ささめく:心が乱れ騒ぐこと】
直接的に恋心を表す意味である。

村雨純夏は第三者視点から見ればかなり直接的にアプローチしているのだ。
「風間のために」読者モデルの可愛い子を追いかけ、
「風間のために」"女子部"設立に協力し、
「風間のために」手料理を作り、
「風間のために」ドジッ娘アピール。

作中では読者モデル山崎アケミ(女装少年)は主人公・村雨純夏に告白して(玉砕して)いるし、マジレズカップル朋絵・みやこコンビもいる。文学少女・蒼井は明らかに純夏を意識していたが純夏と風間の関係を理解し身を引く。

秘めていようが直接当たろうが、これらの恋は「ささめきこと」。

そして、その最新3巻のレビューをここまで全くしてないな。
と、いうわけで、別枠に続く。かも。






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