--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「メガネ先生はウンコ」 観測者タマミ 全3巻 井田ヒロト

2011年05月06日 21:19

観測者タマミ_1観測者タマミ_3

華光院征一郎は目立つ事はないが顔が広く温厚篤実、品行方正で信望篤く、男女問わず友達も多い。
――と、思われるように行動してきたが、そんな人間は本当は存在しないのだ。

底辺を生きる人間が人を騙して這い上がる、極貧詐欺師の成り上がり譚「観測者タマミ」全3巻の感想です。

人を騙す事、それは人と人との心理戦。
そういった戦いを題材にしてヒットした漫画といえば「DEATH NOTE」や「カイジシリーズ」、「LIAR GAME」などの有名どころがあります。

本作もそんな心理戦を題材とした作品なのですが、巻数は3巻完結と短め。面白かったのですが、やはりこういう作品はネタ出しが難しいご様子。シリアスな作品なのにギャグパートも多用されているのはアイデア捻出に疲れたためでしょうか。それともこれって本質はコメディ?

以下、感想です。
[ 続きを読む ]
スポンサーサイト

「今日はそういう設定なのです」 アニコイ 1 ゴツボ×リュウジ

2009年08月30日 22:22

アニコイ_1

「アニメみたいなコイしたい」
それは手遅れにダメな感じの人たちや手遅れじゃないけどダメな人たちの憧れ。
「アニメみたいなコとしたイ」
主に子供か、大きな子供が夢見て行う素敵シミュレーション(一部現実に持ち込まれる方がいらっしゃいます)。

アニメ大好き。レッツ2次元。アニメがあれば現実不要!
そんな方々に送るゴツボ×リュウジ氏の新作「アニコイ」1巻の発売です。

書店で見かけてつい表紙買いしてしまいました。
水色地のカバーに、ちょっと変わったポーズで立つ女の子一人。
この表紙、各地で順調に好評のようで、「表紙買いした」と言う感想が多数見受けられました(謎の男調べ)。

作者は漫画化兄弟ゴツボファミリーの一人・ゴツボ×リュウジ氏。弟のゴツボ☆マサル氏、ゴツボナオさんとの共同サイト「電脳ゴツボ商会」へはこちらからどうぞ。
スタッフ欄より、本作も4人兄弟総出で作成されている様子。

以下、感想です。
[ 続きを読む ]

「人類の英痴極まる」 レキオス 池上永一

2009年08月20日 23:56

レキオス

現在アニメが絶好調放映中の「シャングリ・ラ」。少々過激な内容ではありますが、これが非常に面白かった。原作もアニメ版も「流石」と唸る秀逸の出来です。
と、いうことで手を出してみました、同作者による「レキオス」。アニメ化はまだですが、こちらも現在ヤングガンガンにて漫画版が連載中。つい先日1巻も発売しました。が、そちらは未読。

漫画版はどうなっているものかと心配でしたが、ウワサのあの人・オルレンショー博士は健在のご様子で一安心。彼女が1人いるだけでどんな物語も破綻します。あれだけ非道い登場人物見たことねー。
レキオスという物語は彼女のために用意された舞台と言っても過言ではありません。
主人公もラスボスも食っちゃった。

「シャングリ・ラ」がなまじっか面白かった分、衝撃の内容でした。
書店で見かけたときは「シャングリ・ラの元となったプロトタイプ」的な売り文句だったで期待していたのですが、そして宣伝文句通り似通った箇所は確かにあったのですが。
非道い。非道すぎる。
ページ的には薄いのですが内容的には濃過ぎです。ドロドロしてる。
面白いのは面白いのですがね。
人にはお勧めいたしません。

以下、感想です。
[ 続きを読む ]

「オレたちの夏は! 終わらない!」 涼宮ハルヒちゃんの憂鬱 3 原作 谷川流/漫画 ぷよ

2009年07月19日 22:24

涼宮ハルヒちゃんの憂鬱_3

YouTubeでのアニメ配信も26話を持って完結。DVDも好評リリース中の「涼宮ハルヒちゃんの憂鬱」。
その人気は衰えることなく今日も健在です。
そして発売されました、待望の3巻。一足お先に"超限定版"の発売です。

1巻の感想はこちらから。
2巻の感想はこちらから。

特典内容は、ウサ耳ヘッドホンの長門ねんどろいど(キミドリさん付き)。
そして古泉一樹が組織の一員となった際の真面目な過去話を描いた書下ろし小冊子「古泉一樹の過去」(ただし、原作の過去話とは内容が異なる場合があります)。
そして限定版仕様のカバー&カバー下表紙。あちゃくらさんは無限ライオンに組み敷かれ、朝比奈(大)は出番の無い鬱憤を晴らすかのように暴走中。

「私が主役なら少年誌くらいのエロスは必要よね!!
 まいっちんぐ!!」

これ、著者近影欄のネタも通常版では変わってくるのでしょうか?
因みに限定版では「トロ・ステーション」のオマージュ「長門ステーション」にて、長門のフェイバリット・コミックスである「スケットダンス」が紹介されています。
流石にここは通常版も同じですかね。

では、ここから本編の感想です。
[ 続きを読む ]

「僕は新世界の神になる」 未来日記 8 えすのサカエ

2009年05月24日 23:59

未来日記_8

12人いた神候補の未来日記所有者達も残すところ僅かに5人。
クライマックスは近付き、今巻で全員の面も割れました。
斜め上を行く展開の連続、「未来日記」8巻の発売です。

7巻の感想はこちらから。
スピンオフ作品・モザイクの感想はこちらから。

表紙を飾るのは8th・上下かまど。児童養護施設「母の里」の院長であり、人に未来日記を分け与える「増殖日記」の所有者。作者からも公共交通機関に乗れるのか心配されるビックリ体系の持ち主です。
二頭身だし。縦横にでかいし。手足は太く短いし。
どこまでも規格外。
人間的には良い人なのですが――ね、ネタキャラとしか思えない。

そんなこんなで以下、盛大にネタバレ&推測です。
[ 続きを読む ]

「あれ絶対殴りたいだけだよ」 打撃女医サオリ 2 矢上裕

2009年04月05日 23:59

打撃女医サオリ_2

金属バットで一撃必活。悪い患部は叩いて直す。奇病難病なんでもござれ。「打撃女医サオリ」最終2巻、遅ればせながら感想です。

1巻の感想はこちらから。

全15話1年ちょっとで惜しまれながら連載終了となりました本作。数えてみれば同じコンセプトのもと描かれた同作者の「ヒッカツ」よりも少ない巻数で終了してしまいました(話数自体は多いけれど)。
掲載誌が休刊となったため終了してしまいましたが、非常に残念です。

後書き漫画「見習い打撃女医リコちゃん」改め「魔法少女リコナ」によれば、絶滅危惧種チャージラスを成り上がらせるための一発が医療ミスに繋がったためと判明。
リコちゃんシリーズ単行本化は残念ながら永遠にその機会を失いました。これで新作の後書きにしれっと現れたら面白いのですが。
[ 続きを読む ]

「とある偏屈の恋煩い」 夜は短し歩けよ乙女 5 原作 森見登美彦/漫画 琴音らんまる

2009年03月03日 22:30

夜は短し歩けよ乙女_5

森見登美彦氏が精一杯の乙女成分を腹の底から搾り出し書き上げた小説「夜は短し歩けよ乙女」。
そこに琴音らんまるさんが可愛らしい容姿を与え命を吹き込んだ漫画版。
最終第5集が発売され、遂に完結してしまいました。

原作感想はこちらから。
第三集までの感想はこちらから。
第四集の感想はこちらから。

名作です。
原作、漫画版共に揃って名作です。
実に面白い。そして可愛らしい。故に良いことである。
[ 続きを読む ]

日常 4 あらゐけいいち

2009年01月30日 23:20

日常_4

「ちたに けらは とほらす
 てのは てきら となりは
 してと」

これがぼくらの「復活の呪文」、あらゐけいいち氏が送る「日常」4巻の発売です。

因みに冒頭の復活の呪文、ドラクエで試してみましたが「じゅもんがちがいます」と受付拒否されてしまいました。Ⅰでは20文字までなので字数が多すぎ、Ⅱでは普通に呪文間違い。
はて、なんの呪文でしょうか。
流石はマニアック少女・麻衣。さっぱり見当がつきません。
しかし今回は出番なかったですね。多発注意のカラスを操って校長の入れ歯とヅラを掻っ攫っていったくらい。

今回もどこから評価していったらいいか分からない内容です。
[ 続きを読む ]

夜は短し歩けよ乙女 4 原作 森見登美彦/漫画 琴音らんまる

2009年01月27日 22:24

夜は短し歩けよ乙女_4

可愛い乙女に恋をした冴えない偏屈の恋物語。「夜は短し歩けよ乙女」漫画版第4集の発売です。

舞台は京都大学、時は文化祭。「私」はいとしき黒髪の乙女を求めて青春闇市たる唾棄すべき文化祭の中を徘徊していた。
京都大学の文化祭は今年も問題だらけである。友人である文化祭事務局長殿・北大路には同情の念を禁じえない。もっとも、なんのかんの良いながら楽しそうで幸いである。彼は学園を騒がせる「韋駄天コタツ」及びゲリラ劇「偏屈王」に振り回されていた。
恋に生き人事に関わる暇の無い「私」にとってそのような些細な万事は何事でもない。目的は乙女だ。
「私」の与り知る所ではないが、黒髪の乙女は持ち前の好奇心を精一杯に発揮して学園祭を満喫していた。
射的の景品である大きな緋鯉のぬいぐるみを背負い、自称天狗である樋口が振舞う「韋駄天コタツ」の豆乳鍋に舌鼓を打ち、パンツ番長と語らい、ざらりとした象のしりを撫でた。
文化祭の重要イベントを悉く網羅していく彼女は、「神様のご都合主義」と呼ばれるほどの強運を働かせ、最重要イベントであるゲリラ劇「偏屈王」に4代目・プリンセスダルマとして抜擢されたのであった。

そして、物語は今巻第4集へと続き、「御都合主義者かく語りき」が幕を開ける。
[ 続きを読む ]

花やしきの住人たち 3 桂明日香

2009年01月26日 21:48

花やしきの住人たち_3

聖花女子高等学校の女子寮、通称「花やしき」。心に傷持つ少年少女達には、そこしか住む場所がなかった。けれど、そこでの生活はとても楽しいものだった。
桂明日香さんが送る傷だらけの物語「花やしきの住人たち」最終巻をご紹介。

1巻を読んだ時点ではこんなに重い話になるとは思ってもみませんでした。

初対面から攻撃的なあやめに対し、安芸は悪印象を抱いていた。しかし、時折見せる女の子らしさや、歳相応の弱さ、心の危うさを目の当たりにし、放っておけないと思い始める。
蓮華が安芸に告白、安芸があやめに告白、あやめが蓮華に告白し、壊れていく3人の関係。
あやめが沈んでいくのを見かねた杜若は、元凶である安芸を殺しに訪れ、そこで中学時代彼らの身の上に何があったかを語る。
安芸はあやめの過去を知り、現状を省みて、自分は花やしきにいない方が良いのではないかと思い始めるのであった。

1巻でコメディー、2巻でシリアスストーリーを展開した本作。
作者談によると、1巻はオマケ、2巻がヤンでて3巻でデレるそうです(作者ホームページ[ad lib]2009/01/23のコメントより。日毎に上書き更新されているようなので、原文無しでうろ覚え)。
今回もネタバレ全開でレビューします。
[ 続きを読む ]



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。