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「俺は自らの意志で大悪人になるのだ……!!」 黒薔薇のサブロ 原作 小池倫太郎/漫画 内藤隆

2011年05月16日 22:24

黒薔薇のサブロ

生まれながらに右目は潰れ、左腕は枯れ木のような醜さ。土台これでは二枚目は張れぬ。
ならばいっそと自ら歩む大悪党の道。地獄の門をいざ叩かん。

宇宙戦争を舞台とした戦国ダークファンタジー「黒薔薇のサブロ」全1巻の感想です。

本作と世界観を共有する作品「百目の騎士」の感想はこちらから。

本作はシェイクスピア作の史劇「リチャード三世」を下敷きとした物語です。
ですがそれよりも重要なのは、本作が「百目の騎士」と世界観を同じくしている作品である、ということです。
「百目の騎士」は残念ながら掲載誌の休刊により未完のまま、現在2巻までで中断していますが、思わぬ形で関連作にお目にかかることが出来ました。
時系列的には「百目の騎士」より800年ほど過去の物語であり、「百目の騎士」で語られていた百目将軍も登場します。


以下、感想です。
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「母を訪ねて……」 うさぎドロップ 5~8 宇仁田ゆみ

2011年05月13日 22:18

うさぎドロップ_5うさぎドロップ_8

河内大吉に引き取られて十年。
少女だった鹿賀りんは立派な女子高生に育っていた。

恋愛と、家族と、ルーツを求めた少女の成長物語「うさぎドロップ」5~8巻の感想です。

1~4巻の感想はこちらから。

なお、本作は雑誌・フィール・ヤングでは既に完結しており、最終巻となる9巻は今年の7月28日に発売となります。また、今後は同誌上で番外編を描いていくとのこと。誰の物語がピックアップされて描かれるのか、非常に楽しみです。

以下、感想です。
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「これも親バカってことなのかね」 うさぎドロップ 1~4 宇仁田ゆみ

2011年05月10日 22:13

うさぎドロップ_1うさぎドロップ_4

祖父の隠し子を引き取って、男一匹・河内大吉、子育て人生の始まりである。

三十男の子育て奮闘記「うさぎドロップ」1~4巻の感想です。

松山ケンイチ主演、芦田愛菜が子役出演の映画が8月に公開されるということで何かと話題に上る「うさぎドロップ」。ちなみに映画に先駆けて7月から「ノイタミナ」枠でのアニメ放送も決定しています。

現在原作コミックスは8巻まで発売されていますが、今回はそのうちの4巻までの感想です。
というのも、本作は4巻までと5巻以降で話ががらっと変わってくるためです。

1~4巻までは主人公・河内大吉が祖父の隠し子である鹿賀りん(6歳)を引き取り、馴れない子育てに悪戦苦闘する話。
そして5巻以降は打って変わって、10年後。成長したりん(16歳)が恋愛のこと、家族のことなどから自分自身に向き合っていく成長物語。

以下、感想です。
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「メガネ先生はウンコ」 観測者タマミ 全3巻 井田ヒロト

2011年05月06日 21:19

観測者タマミ_1観測者タマミ_3

華光院征一郎は目立つ事はないが顔が広く温厚篤実、品行方正で信望篤く、男女問わず友達も多い。
――と、思われるように行動してきたが、そんな人間は本当は存在しないのだ。

底辺を生きる人間が人を騙して這い上がる、極貧詐欺師の成り上がり譚「観測者タマミ」全3巻の感想です。

人を騙す事、それは人と人との心理戦。
そういった戦いを題材にしてヒットした漫画といえば「DEATH NOTE」や「カイジシリーズ」、「LIAR GAME」などの有名どころがあります。

本作もそんな心理戦を題材とした作品なのですが、巻数は3巻完結と短め。面白かったのですが、やはりこういう作品はネタ出しが難しいご様子。シリアスな作品なのにギャグパートも多用されているのはアイデア捻出に疲れたためでしょうか。それともこれって本質はコメディ?

以下、感想です。
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「らぶらぶですよ 超両想い(園児と)」 パパ★LV1 小笠原朋子

2011年04月30日 21:14

パパ★Lv1

母一人娘一人の空間に新しいお父さんが加わりました。夫婦仲は良好ですが、娘さんが新しいお父さんを「父親」と認めてくれません。
けれど新夫は諦めません。彼女に「パパ」と呼んでもらえるその日まで、パパLVを上げるべく奮闘するのでした。

いつかは「パパ」と呼んで欲しい専業主夫の奮闘記「パパ★LV1」の感想です。

現在4コマの仕事を控えている小笠原朋子先生の久しぶりの単行本です。つまりは我々訓練された小笠原ファンが垂涎流して待ち望んだ待望の一冊ということです。
これを持って、現在小笠原先生が連載されている4コマは全て終了となります(多分。なんかあったら教えてください)。単発やゲスト投稿などはされてらっしゃるようですが、またしばらく小笠原先生の4コマ単行本は刊行されない事になります。

残念無念。

とはいえ4コマ以外の作品(ショート漫画、レポート漫画、挿絵など)や同人作品などの分野で依然精力的に活動なさっているとなれば、小笠原ファンとしては応援せざるを得ませんね。


以下、感想です。
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「デビルおっぱいはやわらか弾力」 わたしたちは皆おっぱい 2 東風実花

2011年01月16日 21:10

わたしたちは皆おっぱい_2

鎖上貴子はおっぱいの神様・ぱ神をあがめるおっぱい星人。
今日もおっぱい妖精(小さな貴子)を引き連れてクラスの美少女おっぱい鑑賞。
爆乳・豊乳・巨乳・微乳・貧乳・無乳・美乳となんでもござれ。

「おっぱいは
 すばらしいんだぞ!!」



最後まで描ききられた正当派少女漫画――え、正当派? 「わたしたちは皆おっぱい」最終2巻の感想です。

1巻の感想はこちらから。

乳房の数だけ描かれて終わった本作。全2巻にて終了です。
青少年も読める健全な作品のはずですが、「おっぱい」という単語だけはやたらと出てきます。青年向けの単行本でもこうはいきますまい。

エッチな本ではないですよ。やましい心があるからエッチに思えるのです。

はっ! そうだ、発想の転換だ!

性教育の教科書だと思えばいい!
30歳の保健体育」ですよ。それか「ないしょのつぼみ」。

よし、問題解決です。
是非とも近所のお子さん小さな親戚に勧めましょう!
(できるものならば)

以下、感想です。
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「今日もどっちらけ」 ディーふらぐ! 1~3 春野友矢

2011年01月13日 21:57

ディーふらぐ_1ディーふらぐ_3

学園をシメると豪語する不良集団風間一派のリーダー・風間堅次。
しかしふと立ち寄ったゲーム制作部にこてんぱんにやられ、最強の闇と呼ばれる少女・柴崎芦花のペースに巻き込まれてしまうのだった。
しかしゲーム制作部の部員増を好ましく思わない本当のゲーム制作部により妨害を受け、風間はその標的に選ばれてしまう。

ボケツッコミとコントの教科書「ディーふらぐ!」1~3巻の感想です。

勢いの良いボケと絶叫系のツッコミによるテンションの高いコントが売りとなっている本作、ゲラでなくとも大笑い必至です。
常人がやらない事をやりたがる濃いキャラクターで溢れる本作。あとハゲキャラも溢れています。あ、そう言えば作者自画像もハゲだ。

本作をご存じでない方も、ネットを見られる方ならネタ画像はご覧になったこともあるかと思います。
ストパン「烈★風★斬」とか「また笑ってよモッサーーーン!!!」とかやってる画像の元ネタが本作です。

以下、感想です。
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「しましましっぽのぽんぽこりん。ここはダメッ子動物園」 ミミツキ 1~3 相川有

2011年01月10日 18:03

ミミツキ_1ミミツキ_3

人として生まれ、人として育ち、人の中で生きてきた。
けれど本当はタヌキの耳としっぽを持つ人ならぬ人。
何も知らなかった青年が、突然オオカミのお姫様を守るという使命を帯びる。

シリアスなのに可愛くて緩いファンタジー「ミミツキ」1~3巻の感想です。

作者の有川有先生と言えば、聖痕(ルーン)を巡るファンタジー漫画「聖痕のジョカ」や、女装小学生に唇を奪われるインチキオカルト漫画「バタフライ」を描かれていました。
ニッチでマニアックな趣味嗜好を狙ったような漫画を描いていた先生が緩い日常ファンタジーを描き始めた時は作風の違いに驚きましたが、まとめて読んでみるとニッチでマニアックな部分はいつも通りでした。シリアスとファジーの混ざり合ったストーリーもくせになる面白さです。

そんな作者様ホームページ「スティアパイクと散歩」へはリンク先をクリック。

以下、感想です。
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「はるみのボケで天使が通る」 はるみねーしょん 2 大沖

2011年01月07日 19:01

はるみねーしょん_2

宇宙の果てからこんにちは。やってきました不思議宇宙少女。
今巻でも微妙なボケや言葉遊びなどでシュールな笑いを運んできます。

宇宙規模での異文化コミュニケーション「はるみねーしょん」2巻の感想です。

1巻の感想はこちらから。

タイトルの「天使が通る」とは場の空気がしらけた際に言うフランスの言葉です。
はるみの「分かってやってんだか……」なボケで頻繁に間が開く本作にはぴったりの言葉ではないでしょうか、と思って取り上げました。

作者である大沖先生は東方Projectの2次創作も描いており、その中に出てくる氷の妖精・チルノと本作の主人公・はるみは雰囲気が似ているなと常々思っていましたが、こういった場を凍らせる小ボケを多発するところも良く似ています。


以下、感想です。
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「ボクは今日もねむれない」 ほしのこ! 1 matoba

2010年12月25日 21:43

ほしのこ_1

星に願いを」とは言うものの、願ってもいないのに押しかけてきて「貴様の願いを叶えてくれるわァァ!!!!」とはどういう了見だ!

天使か悪魔か、敵か味方か!? 夜空に届けラブのファンタジー「ほしのこ!」1巻の感想です。

新GIガンガン杯にて「からおけのひ」(リンク先はガンガンONLINEでの掲載ページ)が佳作受賞しデビューを決めたmatoba先生の初単行本です。
なお、現在(2010/12/25)ガンガンONLINE上でデジタルコミック(フルカラー描き下ろし)の特別編も公開されています。

キャッチコピーは「やばい かわいい なにこれ!」。
読み始めるなら今ですよ!

以下、感想です。
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