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「女子高で生徒会役員の裸体をさらす禁断の物語」 アカンプリス 全1巻 六道神士

2011年06月10日 22:20

アカンプリス

親の成り上がりにより名門・朱雀女子学院へと編入することになった三条宝。
早々にはしかにかかり1週間の病欠をしてしまうが、その後復帰した宝を待っていたのは生徒会書記という役職であった。唐突な事に戸惑う宝。その背景には秘密結社「櫻の園」の陰謀が蠢いていた。
戦え三条宝! 学院の平和は君の手にかかっている!

大宇宙の何かに違反「アカンプリス」の感想です。

掲載誌はチェンジHという、話題の男の娘を題材とした買うのが恥ずかしい感じの雑誌です。

そうしたTS(TransSexual)モノばかり集められた雑誌に掲載され、かつ生徒会役員に入るとなれば、表紙の娘が男の娘であろう事に疑う余地はありません(例:「乙女はお姉さまに恋してる」)。

どっこい、ひねた笑いを追求する六道作品にそんな先入観は当てはまらないのです。

以下、感想です。
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「私は魔法で大人になれない」 sunny 今村陽子

2010年11月02日 22:28

sunny

後ろめたい恋をしていたハル。
人に言えない悩みを持つあきら。
一つ屋根の下で暮らし、やがてお互いの苦悩を癒し合う。

恋と家族の物語「sunny」全1巻の感想です。

表紙より、男性一人が何故か渋面を浮かべていますが、女子高生三人は手を繋いで楽しそう。絵柄も少女漫画のように柔らかい線で描かれており、寝そべる草原の色合いやオレンジで縁取られた題字など、暖かく楽しげな様子が想像されます。
ほのぼのした作風を期待して手に取ってみれば、なんてこったい、トラウマの話かよ!

兄嫁に横恋慕していたハル。
ハルのことが好きだった兄嫁。
そのことを知っていた娘のあきら。
苦悩する母と、その姿を見続けてきたあきら。

だからと言って話が重いだけではなく、笑いあり涙あり家族の暖かさも兼ね備えた大変素敵な作品で御座いました。
こいつは買って正解でした。

以下、感想です。
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「少年よ、大志を抱け。長いものに巻かれすぎだ」 ブロッケンブラッド Ⅰ~Ⅴ 塩野干支郎

2010年10月18日 22:41

ブロッケンブラッド_Ⅰブロッケンブラッド_5

 女優としても活躍する大人気現役女子中学生アイドル
 ノイシュヴァンシュタイン桜子
 その正体が……
 悪の錬金術師と戦う"ブロッケンの血族"の男子高校生……
 守流津健一である事を知る者は少ない


女装を強要され叔母のおもちゃ兼金儲けの道具にされている男の娘の物語「ブロッケンブラッド」シーズンⅠ~Ⅴの感想です。

あざとい設定をこれでもかと詰め込んだ上でぶち壊すギャグマンガであり、最初の読み切りが2004年掲載ですので結構長いこと続いている長寿作です。
また、1巻がシーズンⅠという数え方で、シーズン毎に1巻完結という珍しい扱いの作品です。

男の娘で変身魔女っ娘モノで主人公の声が釘宮理恵というどこの層をターゲットにしているか丸わかりの本作ですが、読んでみると主人公のシャウト系ツッコミのキレの良さが癖になるまっとうなギャグマンガです。

以下、感想です。
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「メッシ メッシ ご飯を作るのであるです!」 デスレス 1 六道神士

2010年10月13日 22:45

デスレス_1

不死の妖怪に命を吸われかけたかと思いきや、巫女の力で逆に吸収。
けれど本人に巫女の自覚はなく、力の使い方もまるで分からず。
そうして同化した妖怪との奇妙な共同生活が始まる。

ギャグかシリアスかはかりかねる「デスレス」1巻の感想です。

なんちゃって特撮ヒーロー漫画「エクセル・サーガ」やエログロ童話「Holy Brownie」など、王道をななめ横から皮肉る作風の六道神士先生が送る最新作です。

六道作品は美男美女が多くエロティックなシーンも多々あるのですが、その魅力の一つはなんといっても人並み外れた変人奇人。特に老人を描く際は悪意があるかのように化け物じみています。それは本作でも健在で、主人公の祖父母の方が妖怪よりも余程妖怪じみた姿形をしています。
てかぱっと見エイリアンですよ、あれらは。

以下、感想です。
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「体の内に音楽が鳴り響くんだ」 天にひびき 1~2 やまむらはじめ

2010年07月22日 23:13

天にひびき_1天にひびき_2

子供の頃に見た。同い年の女の子がプロのオーケストラに指揮するところを。
少年時代に聴いた。少女の奏でる奇跡のような音楽を。
それから、それだけを求めてヴァイオリンを弾いている。

カムナガラ」「神様ドォルズ」でお馴染みの漫画家・やまむらはじめ先生の新境地「天にひびき」1~2巻の感想です。

戦争物、ファンタジー作品、超常バトルなどの作品を描いてきたやまむらはじめ先生が選んだ新しい題材は音楽でした。
アワーズで連載が始まった時、当初はこれまでの作風との違いからどうなるものかと静観していましたが、これがまぁ、面白い。
漫画ですから、音というものが聞こえません。効果音程度に擬音を用いることはありますが、背景に楽譜を描かれたって脳内再生できるほど一般人は器用ではありません。
しかし、この作品からはコマから音の波が伝わってくるようです。もちろん音楽自体が聞こえるわけではなく、しかしその音によって衝撃を受けている人々の感動がこちらに伝播してくるのです。

以下、感想です。
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「副題は『子供』。子供達から見た大人」 惑星のさみだれ 7 水上悟志

2009年05月01日 23:59

惑星のさみだれ_7

表紙は副題である「子供」に相応しい組み合わせ、鶏の騎士・星川昴、亀の騎士・月代雪待、フクロウの騎士・茜太陽の少年少女3人組み。
九体目の泥人形・ボエドロミオンを打ち倒し、残るは3神骸と呼ばれる特別強力な泥人形。
冒頭よりフルカラーにて今までのあらすじ(トカゲの寝言)が語られる「惑星のさみだれ」7巻の発売です。

1~5巻の感想はこちらから。
6巻の感想はこちらから。

相変わらずトカゲがキモい本作ですが、そこをぶっちぎって注目を集めるのは著者近影でのコメント。
著者近影はいつも通りの、泥人形の頭部で始まる寸劇なのですが、コメントの方がビックリ。1年間幽体離脱の練習って、何を目指しているんだ水上悟志氏は。
え、3千万の借金って何のこと?

本当なんだかネタなんだか。
家でも買ったのかな。
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「化物を打ち倒すのはいつだって人間だ」 ヘルシング 10 平野耕太

2009年03月31日 22:17

ヘルシング_10

「お前の負けだ アーカード」
少佐に勝利の秘策あり。

「人間が人間たらしめているものはただ一つ
 己の意志だ」

「私は人間だ」

生涯負け戦を続けてきた男が最後に勝利し、そして敗北する。
「ヘルシング」最終10巻にて完結です。
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Holy Brownie 六道神士

2009年03月01日 22:07

「エクセル・サーガ」でおなじみ六道神士氏が贈るダークファンタジー・「Holy Brownie」。
の、アワーズ2009年4月号雑誌掲載分が気になったのでご紹介。

元々成年誌で連載されていたため性的描写も多い本作、現在はアワーズなどで読みきり連載しているため話数は少なく、連載期間の長さに比べて単行本は5巻までしか出ていません。
その作品の単行本にもなっていない掲載作を何故紹介するかと申しますと、旬の問題です。
2月頭から何度か記事にしている「FRAGILE 〜さよなら月の廃墟〜」。今月号のアワーズに掲載された本作はこのゲームのパロディーとなっていました。

世界が滅んだ要因はゲーム本編のグラスケイジ計画とは別物で、生き残っている人も結構な人数がいました。ブラックな作風であるためバタバタ死にますが。

その中で、とある人種に限って言えば絶滅の危険性があるため助けなければいけない、という理由でゲームの主人公・セトに良く似た子供を保護するべく動く妖精・ピオラ&フィオ。
非常に弱く死に易いその子供が生き残るには、保護してくれる人間が必要である。昨日までの保護者は死に、遺言として生き残りがいるはずの塔へ向かえと書き記していた。
ピオラ&フィオが先回りして生き残りを探すと、そこには嬲者にされるレンに似た少女が。この少女、見かけと違って強くしぶとい。そのため、この少女を子供の新しい保護者にしようと2人は誘導する。

原作と違って救いのある終焉なのですが、作風が捻くれたオチの付くいつものパターンであるため、何か釈然としない終わり方でした。

スミノヒルネさんの漫画版読んだ後でこちらを読むとなんとも形容しがたい気持ちになります。
未来は無いけれど優しい物語の本編に比べ、未来がある分パロディーの方がマシなのか。
でもパロディーはパロディーなので、しかもオチがオチなのでどうにもすっきりしない。

単行本で出るのは随分後になるかと思ったので、先んじて感想を書きました。
お勧めはしませんけれど、「FRAGILE 〜さよなら月の廃墟〜」を脳内補完するという事で、一応。

それでも町は廻っている 5 石黒正数

2008年12月28日 23:53

それでも町は廻っている_5

女子高生で探偵でメイドな嵐山歩鳥が、その名の通り嵐のように町を闊歩する「それでも町は廻っている」5巻の発売です。
基本はコメディーですが、時にホラー、時にミステリー、時にはファンタジーやSFの要素もあり、もはやなんというジャンルで表現すればいいのか分かりかねます。……やっぱ一廻りしてコメディーでいいか。

おっちょこちょい女子高生で自称探偵で駄メイドな嵐山歩鳥は、昔馴染みの婆さんが経営するメイド喫茶・シーサイドでクラスメイトの辰野トシ子(通称タッツン)と共にバイトをする毎日。
一方で、古道具屋を営む亀井堂静に勧められた事がきっかけで探偵小説好きとなり、女子高生探偵を目指すまでになってしまった現実の見えていない歩鳥。探偵への道は未だミーハーレベルで開かれていない。
なんだかんだで顔は広く、町の皆にも好かれている。特に幼なじみの真田広章からは友達を超えた好意を持たれているが、本人は全く気付かず。真田が好きなタッツンに餌として使われたり、歩鳥自身は数学教師の森秋夏彦に恋していたり(初期だけ?)と幼なじみの域を抜け出る気配が無い。
そんな、複雑でもないけど盛り沢山の日常を描いた物語。

通称"それ町"、なんとあらすじを説明しにくい漫画か。
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惑星のさみだれ 6 水上悟志

2008年10月29日 21:20

惑星のさみだれ

熱い少年漫画「惑星のさみだれ」第6巻が発売されました。
獣の騎士団も姫と十二人の騎士たちが揃い、幻獣の三騎士の内ユニコーンの力を得、倒した泥人形の数は8。全十二体のアニムスの泥人形の内3分の2を撃退し、戦いはいよいよ後半戦へ。

既巻(1~5)の感想はこちらでどうぞ。

突如現れた一つ目の怪物。その名は泥人形。宇宙を滅ぼし全知全能の存在になろうとする魔法使い・アニムスの作り出した恐るべき怪物だ。
何の説明もなく現れた泥人形だが、2巻でサザエさんのタマよろしくそいつのド頭かち割って現れたのはなんとトカゲ。彼こそはトカゲの騎士・ノイ=クレザント。しかし続く3巻ではカラスの騎士・ムーに連れ去られそうになる。4巻ではトカゲ拉致事件を未然に防ぐべく黒猫の騎士・クー=リッターの助けが入るものの、健闘むなしく5巻ではネズミの騎士・ランス=リュミエールの目の前で連れ去られてしまうのであった。
泥人形の頭上で繰り広げられる悲劇はこの先一体どうなってしまうのか!?

何言ってるか分かんなかったら"著者近影"という言葉を覚えておこう。
冒頭から余談になってしまったが、ついでに言っておくと6巻の目次欄はトカゲがキモい。
キモい


じゃ、ネタバレ感想始めます。
読んでない人とかネタバレ嫌いな人なんかは、ちょっと待っている間にブラウザを閉じるか読み飛ばしてくださいませ。

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