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BAMBOO BLADE 10 土塚理弘/五十嵐あぐり

2009年01月28日 23:08

BAMBOO_BLADE_10.jpg

ギャグ漫画かと思えばシリアスに、シリアスかと思えばコメディーに、コメディーかと思えば今巻はなんだかカオスな世界に引きずり込まれました。剣道漫画「BAMBOO BLADE」10巻の発売です。

9巻の感想はこちらから。

今巻は頭からやってくれました。
前巻の鎌崎高校剣道部戦を振り返り、「いつもと違ってコジロー先生が格好良かった」とサヤが言えば、

「そんな事ないよ
 コジロー先生は前からああだよ」

と、女房役のキリノがすかさず返答。満面の笑顔ですね。
本気のコジローが戻ってきた事が余程嬉しかったと見える。

更に、調理実習でオレンジタルトを作れば、コジローの顔を思い出し、

「後で持ってってやりますか(はァ~ やれやれ)」


逆にTVを見ながらアイドルの話になり、自分もあんなふうに可愛くなりたいとキリノが漏らせば、

「何言ってんだキリノ! 十分お前もかわいいぞ!」
「本当!? コジロー先生」
「ああ とてもかわいいぞ」

お前らもう結婚しちゃえよバカップル.


個人的に大満足。お腹一杯です。
決して2人はそういう関係じゃないんですがね。残念ながら。
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BAMBOO BLADE ⑨ 土塚理弘/五十嵐あぐり

2008年09月29日 23:56

BAMBOOは竹。
BLADEは刀。
合わせて「竹刀」、で、剣道漫画・BAMBOO BLADE。
アニメ化もしたので知ってる人も多いかと。

原作者の土塚理弘さんは「清村くんと杉小路くん」シリーズのイメージが強すぎてぶっ飛んだギャグ漫画のイメージが強かったのですが、読んでみるとはっちゃけたギャグ漫画だったという、微妙に路線が変わった感じ。その辺は作画の五十嵐あぐりさんの力でしょう。そういうことにしておく。

剣道の天才・川添珠姫(通称タマちゃん)を中心にずぼらな教師・石田虎侍(通称コジロー)率いる剣道部が展開する学園ギャグコメディー。
読んでて気になるのはコジローと剣道部部長・千葉紀梨乃との関係。1巻からそれっぽい関係を匂わせつつ、9巻現在になっても一切進展なし。

と、いうわけでその辺気になって買い続けてた本作ですが、この巻だけは買わねばなるまい、と雑誌掲載時から決めていました。
以下、今巻のネタバレ満載ですがあえて反転しません。

コジローの学生時代からの先輩・石橋賢三郎率いる鎌崎高校剣道部との男女混合七人制試合。
鎌崎高校剣道部の部員達は誰もがやる気が無く、勝ちを求めず、期待もせず期待もされず。だらだらと惰性で剣道部員を続けているだけの状態であった。
元々は石橋がそんな部員たちにやる気を出させるため設けた試合であったが、1敗、2敗と敗北を重ね続け、遂には通常の試合ではありえない6連敗を喫することで思惑通りの苛立ちを募らせる。
必死になるのは格好悪い、そんなスタンスの鎌崎高校剣道部部長・岩堀猛は、その状況の中、大将戦にて珠姫と剣を交える。
しかし、あっさりと胴を取られた岩堀は「面紐が緩んでいた」と取り直しを申し出る。
続き取られた一本に対しては「胴紐がほどけていた」。仲間の部員ですら訝しがる露骨な手段で再戦を申し出た岩堀だが、3敗目にして「手首の返しが違った」と素振りを始める。珠姫の圧倒的な強さに負け続けるが、何度も立ち上がり、反省し、立ち向かい、また敗れる。

「違う…  違う!! 違うんだ!! 俺は…
 こんなもんじゃねぇんだよ!! 本当はもっとやれるんだよ!! 本当はもっと強ェんだよ!! もっと速ェんだよ!! ちくしょオ!! もっともっと凄ェんだよ俺は!! 本当だ!! 知ってんだろ!!?
 思ったように竹刀が…竹刀が動いてくれねェんだよ!! 脚が!! 腕が!! 本気でやれば強ェのに!! 動いてくれねえんだよ!!」


試合に負けて、岩堀は剣道部を辞める。言い訳をして、惰性で続けていた剣道を漸く手放し、岩堀は「本気の剣道」を始めるために道場へ戻る。

必死な人間は格好良い。
真剣な人間は格好良い。

最後の最後、岩堀猛は格好良かった。






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