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「すし屋は何だったんだ…」 ヒナまつり 1 大武政夫

2011年07月18日 22:14

ヒナまつり_1

インテリヤクザ・新田義文の頭上に時空を越えて現れた超能力少女・ヒナ。常識知らずで破天荒なこの小娘にはヤクザも形無し立場無し。

インテリヤクザと超能力少女の夢のコラボ「ヒナまつり」1巻の感想です。

ちなみに本作の一話目はFellows!公式ホームページ大武部屋をクリックすると試し読みすることができます。

シュールな笑いがローギアでグイグイ来る本作ははまれば癖になること請け合い。
二度三度と読み返してしまう面白さを保証します。

以下、感想です。
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「はくしきの傾向があるいでんこ」 ふうらい姉妹 1 長崎ライチ

2010年11月20日 20:59

ふうらい姉妹_1

美人だけど阿呆な残念美人の姉。
しっかり者に見えて阿呆な勿体ない妹。
二人あわせてふうらい姉妹。誰が呼んだかふうらい姉妹。

独特の読了感を持つ禁断の果実「ふうらい姉妹」1巻の感想です。

この感じ……なんとお伝えしたらよいものか。
皆様は味わったことがおありでしょうか。

しりあがり寿というか、吉田戦車というか、一條裕子というか、相原コージというか、田中圭一というか……(敬称略)。
後半ちょっと違うかも知れませんが、伝わるでしょうか、この不条理な感覚。

久々に人にお勧めできない良作(?)を読みました。
面白いは面白いんですけど……。思わず吹き出すところもあるんですけど……。

一見さんは大注意。
玄人向けのギャグ4コマです。

以下、感想です。
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「…ぼ、僕は、僕はあの人に勝ちたい」 学校の階段 9~10 櫂末高彰

2010年09月25日 00:46

学校の階段_s10

 ああ、そうか。
 その声が聞こえたとき、一番に思ったことはそれだけだった。


疲労困憊、ぶっ倒れるまで走り抜く「学校の階段」原作小説9~10巻の感想です。

漫画版1巻の感想はこちらから。
原作小説1~5巻の感想はこちらから。
原作小説6~8巻の感想はこちらから。

いよいよ小説「学校の階段」の感想も大詰めのラスト。
勝一との階段レース中に覚醒してしまった幸宏が、同じく覚醒済みの階段部副部長・刈谷健吾に正面から挑みます。

なお、短編集「学校の階段の踊り場」につきましては、来月(2010年10月)末に発売予定の2巻を読んでから感想を書くか判断する予定です。

以下、感想です。
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「筋肉をバカにするなっ!!」 学校の階段 6~8 櫂末高彰

2010年09月22日 23:15

学校の階段_s6

どうして廊下を走るのだろう。

行動原理を自己に問う「学校の階段」原作小説6~8巻の感想です。

漫画版1巻の感想はこちらから。
原作小説1~5巻の感想はこちらから。

前回に引き続き「学校の階段」に関する感想なのですが、6・7巻はそれまでと少し毛色の違う話になっています。
主人公・神庭幸宏が、それまで熱意を持って接してきた階段に突然魅力を感じなくなってしまうのです。そうした冷めた気持ちは他の部員にも伝わり、ならばいっそと部活を休むことに。
代わりに何をしていたかと言えば、帰国子女の編入生(悪女)にどっぷり嵌って犬扱いされる日々。

 早めに彼を落としてしまいましょう。こんなに面白そうな手駒は初めてだわ。入念に私の犬に仕立て上げて、色々遊んであげましょう。素晴らしいわね。


えらいこっちゃ。

以下、感想です。
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「俺たちは走り回るハムスター」 学校の階段 1~5 櫂末高彰

2010年09月21日 01:53

学校の階段_s1

再三繰り返しますが廊下を走ってはいけません。
そのことを理解した上で本書をお読みください。

学生時代の青春を突っ走る「学校の階段」原作小説1~5巻の感想です。

漫画版1巻の感想はこちらから。

全10巻中なぜ5巻までの感想なのかというと、ストーリーが大きく3つに分けられるためです。

・1~ 5巻 階段部メンバー編
 階段部への導入から、各人の階段部入部への背景を書く
・6~ 8巻 VS波佐間勝一編
 山上桔梗院学園高校との交流を経て、天馬グループの確執とそれに抗う少年の姿を書く
・9~10巻 VS刈谷健吾編
 3年生の卒業を控える中、覚醒した神庭幸宏が同類である刈谷健吾と最後の対決を行う

作者自身により明確に区切られているわけではありませんが、読んだ感じでは上記のようになります。
というわけで3回に渡って原作小説の感想を書いていくことにします。

以下、感想です。
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「廊下は走るな! それと筋肉」 学校の階段 1 原作 櫂末高彰/漫画 芳井アキ

2010年09月19日 23:47

学校の階段_c1

廊下は走るな。危険だから。
だけど走らずにはいられない。

聞き慣れぬ部活「階段部」で突っ走る青春ストーリー「学校の階段」漫画版1巻の感想です。

Webcomicであるファミ通コミッククリアにて連載中の本作。
「かいだん」は怖い話の方の「怪談」ではありません。上り下りする方の「階段」です。

今まで読んでいなかったのですが、単行本発売を機に読んでみました。
そしたら、まあ、面白いではないですか。

調べてみると原作はファミ通文庫のラノベであり、全10巻+短編集1巻で完結しているとのこと。2007年に実写映画化もした本作について、映画は見付からなかったものの原作は書店を探し回って早速全巻購入。三日で11冊一気に読破しました。
読んでびっくり、まぁ~この小説の面白いこと。

階段と青春の衝動とあと筋肉のたっぷり詰まった本作。漫画単行本の裏表紙でも筋肉研究部部長・合田孝三がマッスルポーズで応援しています。
部長、広背筋キレてるよォ!

そんな素晴らしい原作小説の感想はまたの機会に。
今回は漫画版の感想です。尚、Web上では単行本の続きである7話からすぐにファミ通コミッククリアで読むことが出来ます。

以下、感想です。
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「こんにちは。ジョニー・デップです。ははははは、違うか」 たまりば 1 しおやてるこ

2010年06月28日 23:02

たまりば

多摩川の橋の下で子供と遊ぶいい歳をした大人。
メガネをかけてひょろっとしてて、服のセンスは悪く性格もいい加減。どうひいき目に見ても浮浪者にしか見えないのに……。
恋する乙女には理屈じゃない。あばたもえくぼで格好良く見えてしまう。

橋の下で出会ったおっさんと女子高生の恋物語「たまりば」1巻の感想です。


書店で見かけた際、作者であるしおやてるこ先生を「どっかで見覚えのある名前だなぁ」と思い手にとってみましたが、まんがタイム系の雑誌で「チョコレート」を描かれていた方でしたね。



これ

絵柄が大分変わっていたので最初は分かりませんでしたが、本をとってすぐに思い出しました。
そんなしおやてるこ先生が気になる人は、作者ブログである「しおちん」をどうぞ。


正直「チョコレート」以降の作品を見かけたことがなかったのですが、なんだか懐かしくなり購入決定。

ところが、読んでみるとこれが大ヒット。
作中の九割を占めるゆるさ・適当さ(主に主人公のハルオのせい)と、一割の重く沈んだシリアスさが琴線に触れました。

以下、感想です。
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スミレステッチ 山名沢湖

2009年02月04日 22:14

スミレステッチ

タイトルの「スミレステッチ」とは、甘ったるい詩歌を書く浪漫主義文学者、または彼らを揶揄して言う言葉である「星菫派」から来ている。星菫派のようなロマンティックな話を集めてステッチし(綴じ合わせ)たから「スミレステッチ」。
また、stitch(刺繍)と詩集をもじったもの。

少年エースやアワーズライト、コミックゼロサムにて掲載された乙女染みたお話を綴じ合わせたものが本作。それは以下の7つの乙女成分で構成されている。

第1話 ホシスミレ 【プリティー・ティータイム】
第2話 ホシスミレ 【チョコレート・フォークソング】
第3話 右足左足
第4話 つづく・しずく・しずか
第5話 メルヘン逃走
第6話 サルビアドレス
第7話 勇者レティシアの物語

特に1・2話の「ホシスミレ」は乙女成分を多分に使用した独特の不思議空間が形成されています。
有体に言うと魅力的です。
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狂乱家族日記 11 日日日

2008年11月30日 23:16

狂乱家族日記_11

クライマックスに向けて絶好調の「狂乱家族日記」十壱さつめの発売です。

前巻を「世界会議編」上巻とすると、今巻は下巻に当たるそうです。
不解宮が主催する内容不明の世界会議と、平行して語られる千年前の「閻禍」の物語。
これまでの登場人物の主要どころが勢揃い。いちゃいけない奴らまで前倒しで出てきました。あんまり多いので若干急ぎ気味に端折られていましたが。
そして物語の複線のいくつかが回収されました。「紅茶」の秘密なんて、前巻までにはっきり出てたのに見抜けませんでした。大して気にしてなかったこともあるけど。○○は実は××でした、△△な事情がありました、的なネタバレが上下巻でわさわさと。

なにより「閻禍の子供」がほぼ判明。
物語の確信が近づいてきました。
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放浪息子 ⑧ 志村貴子

2008年10月24日 23:02

放浪息子

世の中に、コミックビームなる雑誌がありまして。
その中の連載作に、「放浪息子」なる作品がありまして。
その8巻がこの度発売したわけですが、
こいつがどえらい面白い。

主人公の二鳥修一は女の子になりたい男の子。
可愛い服が大好きで、それを着るのが大好きで、可愛くなった自分が大好きで。
でも男の子が女の子の格好をすると笑われたりからかわれたりするので、その事で夢を見るくらい悩んでいる男の子。
何度か「女装しません」と誓いを立てたりもしましたが、好きなものは辞められない。

でも今回はやりすぎだろ。
段階的に調子に乗って、悠々デッドラインを超えてしまいました。

8巻は修学旅行(7巻参照)から帰ってきて、進級とクラス替えにより友達がバラバラになってしまったところから始まります。
クラスが違ったってお友達はお友達。一緒に登下校したり寄り集まってお喋りもします。

さて、ここから先はネタバレの世界。未読の方、ネタバレ御免の方は固くお断りしております。ちょっと待つので引き返すか読み飛ばすかのご選択を。
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はい、ちょっと待ちました。

今回のキーパーソンは新クラスで修一の隣席となった土居くん。
覚えてますか、土居。小6の時に「千葉さん好きな奴」事件で岡と殴り合ってゲロ吐いた奴です。
千葉さんに「言動も行動も臭いも嫌い」と言われてぶち切れた奴です。
まあ、岡とコンビでちょくちょく出てるので忘れるほどでもないですが。

土居はたまたま街で見かけた修一が、きれいなお姉さんと一緒だったところを目にします。それ以来そのお姉さんがなんとなく気になる土居。修一宅まで押しかけ、姉経由(姉同士が友達)で修一のメルアドを知り、「あのお姉さんに会わせてくれ」と言い出す始末。

困った奴だ。

それで結局言いなりになってしまう修一も修一なわけで。
しかし、いざ会ってみるとお姉さんはきれいなお兄さん(オカマのユキさん)だったわけで。しかも恋人持ちで同棲中なわけで。
そりゃすごすご引き下がるしかないわけで。

そして目覚める土居。

「男の美人て想像つかねえ わかんねえ」

物思いに耽る中、思い出すのは修一のこと。

「あいつもあんなふうになんのかな」

そして、思い立ったが即行動、修一に女装させて素直に「かわいい」と感想を口にする土居。

「おまえこれで学校来いよ」

困った奴だな!

そしてまんざらではない修一。不覚にもどきどきしてしまいます。
もちろんそれは土居に対しての恋心、と言うわけではなく。
クラスメートに女装癖がばれてしまう事に。
女装姿を見られる事に。
そして女装して登校する事に。

終わったと酷評すべきか。
始まったなと評価すべきか。

ここを読んでいて、1巻で高槻くんに言われた台詞が脳に木霊しました。

「とんだオカマ野郎だ」
(言われたのは夢の中でだけど)

8巻の最後はマコちゃんのモノローグで締められました。
ひざを抱えて小さく座る彼が、その時の状況を端的に表しています。

ポカンとした顔で。
小さくなって。
隅っこに丸まって。

まるで不安の塊でした。


どえらい引きで終わってしまいました。
これから続巻出るまで10ヶ月も待つのか。
ええい、このもやもやをどうしてくれよう。






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