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魅惑のビーム こがわみさき

2008年11月11日 23:59

魅惑のビーム_表紙

お話の好きな子寄っといで。
男の子でも気軽に買える少女コミックの紹介です。
月刊ステンシル掲載分のこがわみさきさんの短編を集めた「魅惑のビーム」。表紙の絵は表題作「魅惑のビーム」より、亀田吉彦と彼のヒロイン高梨さん。

収録されている短編は
「飛べたらいいな」
「サンドロット」
「4分の3拍子の2つのハート」
「魅惑のビーム」
「リベンジなの」
の5本。

とり殺されそう


面白いです。
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でんせつの乙女 こがわみさき

2008年10月19日 23:50


少女漫画は好きだけど恥ずかしいから買えない。そんな成人男性は多いのです。
しかし、少年誌から出ている少女漫画風のものなら大丈夫。胸を張って堂々と買いましょう。
もちろん少女漫画を堂々と買っても良いのですが、少女漫画初心者はEASYモードから始めましょうね。

と、いうわけで出てくるのが漫画家・こがわみさきさんです。
スクウェア・エニックス販売の少年誌(ステンシルやGファンタジー。いや、ステンシルは少女漫画雑誌か?)でいくつかの短編、及びそれらの単行本を出されています。現在はガンガンパワードにて「陽だまりのピニュ」を好評連載中。

題:わたしとこがわみさき作品
として作文を書こうとしたら、出会い編として上げねばならぬのが表題の「でんせつの乙女」。単行本販売後、DNAコミックスとして新装版が発売されました。わたしが始めて触れたこがわみさき作品はこの新装版の方です。

「でんせつの乙女」はとある乙女を主軸とした4編からなる作品。主軸と言っても乙女がメインとなるのは第1話だけですが。

少女はひょんなことから冴えない芸人兄弟と知り合います。
要領は悪いが心優しい弟の太助は広場で一人夜を過ごす少女を見過ごせず、声をかけてしまいます。少女は恩返しとばかりに兄弟の芸を助け、今までにない程の盛況を見せました。
お礼ついでに少女を家に招いた兄弟ですが、少女は記憶喪失。しかし何故か家に帰りたがらないという厄介な問題を抱えておりました。
苦言を呈すのは面倒事を好まない兄の太一。
そんな折、孤児院での手伝い中に、子供を事故で亡くし養子を欲しがっている資産家の話を耳にします。
「これが少女のためだ」と弟を諭し、彼女を養子に出そうとする兄。その話を聞いていた少女も「いいよ」と了承するのでした。

普通の悲劇に聞こえるでしょ? これ、結末が予想の斜め上をいくんだぜ。


わたしはこの「でんせつの乙女」でこがわみさき作品に魅了されてしまいました。
メロメロです。
起承転結の中にシリアスもあり、コメディーもあるわけですが、そこにあるのはゲラゲラと笑う類のユーモアではなく、ニヤリ、もしくはニヤニヤとしてしまう穏やかな、緩やかな、優しい微笑みなのです。

1話目で乙女の伝説が始まり、
2話目でマネキンと迷える少女が心を通わし、
3話目で化け猫と狼男は出会い、別れる。
4話目で恋人の、兄弟の、あるいは家族の絆で人と人が繋がり、物語は乙女の伝説へと収束する。

ついでにコミックス書下ろしの番外編があり、化け猫と狼男はもう一度、乙女の下で出会います。そして生まれる新たな乙女伝説。うは、乙女かわいい。乙女の男気に惚れる。
さらにおまけで「銀座ぶらぶら踊り」の歌詞と振り付けもあります。

こがわみさき作品の起承転結は、そのまま人の心の移り変わりとなっています。
手にとって、読み終わって、ああ、面白かったと言える作品。読んで良かったと思える作品。
近くの古書店で見かけたら手にとって見てください。
1話読んだらいつの間にか買い終わってますから。
そしていつしか「こがわみさき」の名を探すようになり、既刊全部買い揃えてたりするのです。ふっふっふ。

物語はハッピー・エンドがいいね。






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